最近、ご近所ブログを書いていない。
最後は3月12日の東洋文庫だった。
西日暮里駅の東に行ってみる。
歩いて15分だから、ご近所である。
京浜東北線(山手線の上野~田端)は崖に沿って走っているため、線路の西は高台、坂道で寺社多く、散歩にいい。しかし東側は明治の田んぼがそのまま工場、宅地になったから特に名所もない。
昔は道灌山の向こうだったのが、今は切通し。
4月12日にできた京浜東北線のホームドアがみえる。
この駅は新大久保などと同じように、駅前ロータリーがない。
京浜東北・山の手、新幹線、上野東京ラインの線路がこの上を走る。
上空から見ると上り下りで10本、レールで20本。
2019-04-27
改札口。外国人ばかり。
有人の出入り口はたいてい外国人旅行者が何かを聞いている。
西日暮里駅を利用する人の大部分は、改札の中の地下鉄千代田線連絡口を通る人たち。
この改札を通る人もかなりは日暮里舎人ライナー乗り換えの人だから、住んでいる人はさらに一部だろう。なんせ、西側は開成や神社仏閣で人口密度も小さい。
21時近くなると全品120円になるパン屋。
品切れになるくらいに少なく作れば捨てずに済むのに。
西日暮里の特徴はこの鉄道網。
路線が多く乗り入れているわけでなく、ただ線路が多いのである。
線路が多ければ、他で見られない景色もあるかもしれない。
さくら水産の看板が変わった。
ランチが安いがおいしくなかった。
となりのミライザカは以前、和民。
その東の玄海は寿司屋、ランチが安い。
この一角、つまり駅の北東は荒川区が再開発を計画している。
タクシープールなども作り、複合ビルは駅と一体化させるようだが、上野東京ラインと新幹線を越えなくてはならない。
2021年着工、25年完成という。
現在容積率400~600%を、ホールや住宅などを併設して容積率の緩和措置を受け、900~950%まで引き上げられるというが反対。人が減っているのに、もう高層マンションはいらない。
西日暮里の「繁華街」はガード下。
駅を出たところの一番人通りの多いところ。
しかしKFCも、千鳥本舗も両方とも閉店してしまった。
2019-04-27
高架線路があると、独特の飲食店風景ができる。
外国人観光客は喜ぶだろうが、いまここは観光客より定住している外国人のほうが多い。
安いベトナム料理店が写真の中ほどにあるが、入ったら日本人は我々だけで、店員、客ともベトナム人であった。10年ほど前のエスニック料理は日本人のための店であったが、いまは彼らの職場、たまり場になっている。
アメ横ほど活性があるわけでもなく、おしゃれな店、うまい店があるわけでもない。かといって安い買い物ができるわけでもない。
あえて来る駅ではないだろう。
何もないところに1971年、地下鉄乗り換えのためにできた駅だから仕方がない。山手線としては唯一、昭和になって開業したと駅という。
しかし私は散髪に来るし(1100円)、携帯、タブレット、スマホはこの駅前で買った。日暮里のダンス練習場の帰りに歩いてくることもある。
アルハムブラ、ルノアールの場所は昔々銭湯だったらしい。
このあたりはJRから日暮里舎人ライナーに乗り換える人たちで最も人通りが多い。
向こうに見える黄色の高架は京成電鉄。
この像、もう少し落ち着いたところにあれば良かったのに。
手前右側に白樺ドレスがある。
社交ダンスの人ならだれでも知っている。
あえて来るような駅ではない、と先ほど書いたが、ダンスの人は別である。
西日暮里は社交ダンスの聖地と言われる。
ドレスや靴など社交ダンスショップが10、教室・スタジオが5つ。
これだけ集中しているところは他にない。
地図の池田ダンススタジオ、カルチャースタジオ三共は、数年前までそれぞれクロサワダンススタジオ、伊藤ダンススタジオだった。
白樺ダンスの前から日暮里駅方面を見る。
一番上が日暮里舎人ライナー、中段の斜めが京成電鉄、向こうに見えるのがJR常磐線。尾久橋通りは地上レベルの常磐線を地下でくぐっている。念のために繰り返すが、このすぐ西にJRの10本の線路が走っている。
京成の線路沿いはラブホテル。人通りも少ない。
高架の下は、もし金網がなければホームレスの人にとって素晴らしい住み心地であろう。今なら外国人も集まり、独特の世界ができるかもしれない。
2019-04-27 JR常磐線。
むこうに京成本線が見える。
なかなか他では見られな景色。
4月29日朝、錦糸町での競技会前に再び周辺を歩いた。
田端から常磐線に入る貨物線の踏切。
かつては重要な路線だったのだろう。
上空通過中は成田空港からの京成スカイライナー。
こちらは常磐線の線路わき
線路わきに彫刻のある家。
みれば平野千里彫刻研究所。あのごちゃごちゃした交差点の「飛翔」の作者ではないか。作品から歩いて2,3分。
こういう景色が好きだ。信州にはなかったが。
私と同年代の昔の子供たちは常磐線の線路までよじ登って遊んだのではあるまいか。
なお常磐線は都内の区間のほとんどがこのような土手や高架になっていて、踏切は近くの金杉踏切と北千住近くの二か所しかないそうだ。
この日歩いて目立ったのは不法投棄禁止の看板。
2019-04-29
「ここはゴミ捨て場ではありません」と書いてあるが、まちがいなくごみ収集の場所である。ふとんは捨ててはいけないが。
しかし今後どうなるのだろう。
この辺りは外国人の住民が目立つ。
もともと日暮里駅東口周辺は在日朝鮮人の人々が多く、焼肉店も目立ち、すぐ東には東京朝鮮第一初中級学校もある。しかし彼らは日本人と変わらないから問題はなかった。
問題は急速に増えるベトナム、中国などアジア人、インドからイスラム諸国からの住民。
川口ではクルド人の子供がいじめられているらしい。
子供には罪はない。かわいそう。
言葉が通じなくて行動がもたもたしたら小学生などはいじめられるに決まっている。
「いじめ、差別は悪いこと、やめましょう」と言っても「きれいごと」。
古今東西みれば人間の本能だろう。いじめ、差別をなくすには、それが起きないように知恵を出さねばならない。
一番は、文化が違うなら一緒に住まないことである。
「みんな仲良く」なんてきれいごとを言うからいじめがある。
「合わない人とは付き合わない」が一番いい。
しかし日本は目先の金儲けを優先した。
本来人口が減っているのだから学校、商店、工場、すべて減らし成熟した国家を目指すべきなのに、相変わらず成長を目指すから人手不足となり、政府は移民を受け入れる国にしてしまった。アメリカのように広くて他民族の国ならいいが、狭い国の移民国家はできるだろうか?
いじめ、差別が問題になったとき、だれが責任取るのだろう?
当たり前だが、いじめられる子供、差別される外国人に罪はない。
罪は、労働資源として品物のように人間を輸入する事業者と国にある。
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