2回の春は花咲かず、なにもなし。
2018年は台風で倒れた。
2019年5月、初めて花が咲く。しかし小さな実はすべて落ちた。
6月には猫が乗ったのか、枝が折れてしまった。
2020年5月、一面に花が咲き、花びらが落ちたあと小さな実がついた。
しかし次々と、全て落ちた。
と思ったら、6つ残り、それが秋までもった。酸っぱかったが味は濃かった。
そして2021年。植えて5年。
2021‐11‐21
いっぱい生った。
みかんは隔年で豊作というが、それが事実かどうか来年分かる。
みかんは春、夏、秋の年3回、枝が伸びるらしい(未確認)。
そして、その年に伸びた春枝や夏枝の先が冬の間に花芽分化して実がつくらしい。
すなわち一度実がついた枝は翌年花が咲かない。
つまり剪定は、徒長枝や内部の込み入った枝の他、実がついた枝を切ればよい。
2021‐12‐03
しかし2月、3月の剪定時期になれば、実の付いた枝がどれだったか分からないだろう。
そこで実をとるとき枝も長めに切ることにした。(これは教科書にない)
12月23日の時点で、47個取って、木に10個以上残っているから、60個くらいなったか。
2021‐12‐11
この日、妻が娘にもっていったもの。
我が家のミカンは市販品と比べ、皮(内側の個別袋)が少し厚い。
酸味が強いがまあまあ。
正月まで持ちそうだ。
夏ミカンもある。
ザクロを伐採、抜根した後に2017年3月、苗を植えた。
上尾セキチュウで1058円だった。
11月に買った温州ミカンと「同学年」ともいえる。
2019年までアゲハの幼虫がつくくらいで何もなし。
さくらの日陰になっているせいか、温州ミカンと比べ成長いまいちだった。
2020年に初めて花をつけたが、すべて落下した。
2021年も花がつくがすべて落下した、
と思ったら2つだけ残っていた。
2021‐10‐22
しかし、よりによって2つは塀の外に飛び出ている。
ちょうど歩く人が手に取りやすく、いかにも悪戯されそう。
何とか塀の内側に居れようと枝を曲げたりしたが無理だった。
ふと、古い靴下をかぶせてみた。
なんとなく歩く人が触らなくなるかもしれないと思ったが、一つしか入らなかった。
それでも、少し威圧感が出た(気がする)。
2021‐12‐13
むこうは伐採を決心した区の保護樹木、千駄木ザクラ
2021‐12‐23
2か月以上たって靴下を脱がしてみた。
黄色になっていた。
靴下で日差しが当たらないほうは色は付かないと思っていたから意外だった。
しかしぐるっと回してみると2つとも塀側のほうは青みが残っている。
やはり着色には日光が必要なのかもしれない。
きちんと実験するには、伸びきった靴下でなく、黒紙などで完全遮光するべきだろう。
50年以上前の中学生の頃、よくリンゴの袋掛けを手伝わされた。
袋は二重になっていて、外は古新聞、内側は黒い袋で完全遮光されていた。秋になってリンゴが大きくなると袋を外す。外すのは光を当てて赤くするためだろう。ではリンゴが大きくなるまで光を当てないのは、人の肌と同じようにあざができないようにするためか?
外袋はたいていスポーツ新聞で、田舎で活字に飢えていたのか、ごく一部分しかない記事でも、木の下でよく読んでいた。いやいや手伝っていたから、袋掛けの意味を聞いたこともなかった。
別ブログ
20201124 ミカンと篩管の養分、ヒキガエル
20200507 ミカンと文化勲章、橘とミカン属
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