ミカンがどんどん鳥に食われるので、木に残っているもの全て収穫した。
前日までに156個とっている。
(そのうち鳥に食われていたもの、ハチに刺され?腐りかけていたものが23個。)
2024-01-23
この日はミカン56個。鳥に食われた5個
つまり、2023年は1本の木で212個生ったということ。
363個とった柿ほどではないが、なかなかの数だ。
その結果、大きさはバラバラだが数はふえた。
光合成の糖分が分散されるならば味が心配だったが、例年と同じく、市販品と比べても甘み、酸味とも十分よかった。
2020年に初めて5個生って、2021年64個、2022年は77個だから、飛躍的な豊作である。
収穫の終わった温州ミカン
今年は柿がなくなったころから鳥害が著しく、1月になって遅ればせながら
1.5メートルx5.0メートルの防虫ネットを2枚縫い合わせ、上からかぶせた。
しかし縫い方が雑であちこち隙間すなわち穴があった。
ある日、鳥が入ってバタバタしていた。瞬間的に捕まえようかとかいろいろ考えたが、とにかく急いで写真を撮ろうと思った。家に駆け込みスマホを手に戻ってきたがまだ暴れている。しかし枝葉の陰になったりして、なかなかいい写真が取れない。そうこうしているうちに穴を見つけて飛んで行ってしまった。
2024-01-23
この日はパプリカもとった。
ミカンや柿と似たような色をしているが、鳥は食わない。
もし嘴で突いてもいないなら鳥は賢い。
ミカンを食っていた鳥は何だろう?
スズメより大きい3種類が考えられる。
画像はすべてwikipediaから
上からムクドリ、ヒヨドリ、ツグミ
いずれもスズメ目に属するが、その下位分類である科では独立し、3つの科の和名はその名を冠している。
外見で区別するとき、分かりやすいのは一番上のムクドリ。嘴と脚が黄色。
ヒヨドリは頭髪がトサカのように立っていて、ほほに褐色部分がある。
ツグミは目の上の眉毛の部分が白い。
ムクドリは地方によってはモズとかツグミとか別種の鳥の名で呼んでいるところもある。北信濃ではリンゴなどを食べる、こういう鳥を総称して「モクドリに食われる」と言っていた。
雑食性で、植物の種子やミカンなど果物、地面に降りて歩いて虫などを探すこともある。
群れをつくり夜は一か所に集まってねぐらを形成する。東上線の朝霞などのロータリーの樹木に集まってうるさく鳴いていたのを思い出す。
ヒヨドリは秋には国内暖地に移動する「渡り」が観られる。糖分を好むから花の蜜や果実を食べる。
ツグミはシベリアで夏繁殖し、冬になると日本にやってくる。夏にはいなくなり鳴き声がきこえなくなるから口をつぐむと思われ和名になったとされる。雑食で、昆虫、果実などを食べる。
我が家に来たのはどれか、写真をとれなかったから記憶で判断するしかないのだが、なんとなくヒヨドリのような気がする。
来年度はちゃんと防虫ネットを縫い合わせ、食われないようにしたい。
しかしその半面、あの鳥が何であったかはっきりさせるため、防虫ネットに穴を残し、ミカンを犠牲に捕まえたい気持ちもある。
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