2024年6月9日日曜日

実生の桃を切る、そら豆が黒い

先日、実生リンゴを抜いたことを書いたが、実生の桃もあった。
種が混じる生ごみを庭に捨てていたら何本か生えてきたものの一本で、発芽してから丸4年か5年経っている。
しかしリンゴ同様、一度も花が咲かない。
2024₋05₋25 7:16
3日前からすぐそばで桜の切り株を掘り出していて、腰を伸ばしながら眺めていた。
ふと、リンゴを抜いた勢いで抜こうと思った。
理由は花も咲かず、実が生る保証もなかったからだ。
あかつき、白鳳は受粉樹が不要で一本でも実をつけるが、白桃、川中島白桃は単独では実をつけない。ここにあるのは長野から送ってもらった桃だが、いまや品種は分からない。
アブラムシなど害虫もつき、かんきつ類と比べると世話が大変そうだし。

少し迷いながらも思い切って切った。
9:09
しかし切ってみるとちょっと惜しかったような気がした。

今更仕方がないのに、種から発芽した桃が最初に開花、最初に実が生るのはいつだろうと調べたりした。
もう切ったんだからいつまでもくよくよしてもしょうがない、と妻は言う。

たとえは悪いが、別れた女性を忘れるのに一番いいのは次の恋人を探すことだ。
何だか分からない種類の桃よりも、素性のはっきりしたモモの苗を買ってくればいい。
季節外れだが島忠ホームズに電話してみた。
しかし取り扱いはないということだった。

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せとかの葉っぱに小さな球。アゲハの卵だろうか?

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ソラマメの莢が黒くなっている。
よくあることだが、下を向いていないのに黒くなるのは生理的なもの(ポリフェノール蓄積)ではなく、病気だろうか(タバコモザイクウィルス)?

ま、とにかく収穫した。
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隣のノラボウ菜に圧迫されたからか、9本からたったこれだけ。
中の実は黒くなっていない。

ソラマメは、枝豆、落花生と違って単独で食べてもあまりうまくない。
妻が料理に使うこともなく、私は一人で電子レンジにかけ、マヨネーズをつけて全部食べきった。
2年続けて作ったけど、来年はもういいかな。

桃がなくなって、切り株掘り出し作業がやりやすくなり、2週間かかって無事切り株をすべて取り出した。
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7番畝に一時置いていた掘り出し土を穴に戻すとそこそこのスペースができた。
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7番畝の向こうは8番畝にしようかな。
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桃と切り株の跡。

新しくできたスペースの中央には、この春に買ったセトカの苗をうえ、その周りに下仁田ネギ、九条ネギ、雑ネギを配置した。
桃のあったところには、未熟玉ねぎと、サトイモをもってきた。
これらを移植したということは、元あった場所が空いたということである。

桃を切ったおかげで菜園全体に余裕が生まれ、新しい作物に挑戦できることになった。
迷ったけれど、桃を切ったのは間違いではなかったと思いたい。

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