しかも冬至を過ぎて、まだ虫が葉っぱを食べている。秋寒くなってから、そのうちいなくなるだろうと、面倒なこともあって、消毒しなかったのだが、諦めて噴霧した。
20年前のスミチオンfenitrothionから使いたいけど、春にキャベツに使ったら害が出たので(このことから、かなり古くても使えることが分かる)、ちゃんとアブラナ科に対応するマラソンmalathion(下右)にした。両方とも有機リン系。
アセチルコリンのようなプラスのチャージを持っておらず、こんな形でコリンエステラーゼだけを選択的に阻害できるのだろうか?
同じ有機リン系でも虫に対する有効スペクトルと野菜に対する有害作用スペクトルが違う。
エステラーゼがそれほど違うとも思われないので、昆虫、植物体内での動態、付着しやすさなどの物理的性状、あるいは溶媒などが関係するのか?
いずれにしろ、作用というのは量とセットになって意味がある。単に何倍希釈とラベルで指示するだけでなく、各種植物、害虫(ついでに哺乳類)に対し、それぞれ何倍から作用が出るのか、ネットで公開してほしいものだ。
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