昨年、初めてサトイモを作った。
苗を1つもらったのだが芋から芽が2つ出ていたので芋を包丁で二つに分断して植えた。そのせいか、あるいは日当たりが悪かったせいか出来は悪く、小さいものが数個とれただけだった。
そのうち4つを室内で越冬させ、今年3月15日に地面に植え保温ビニールをかけた。
ビニールを外すと、何者かに1個が奪い去られた。
鳥かもしれないとプラスチックの籠をかぶせる。
4月末ようやく一つ芽が出てきた。
2024₋04₋25
里芋の発芽。(向こうはトウモロコシ苗。)
これでは心もとない。ちょうどスーパーで発芽しかけたサトイモが40%割引きで売っていた。芽が出ると芋がガリガリして売れなくなるという。大きいもの少数より小さいものが多数ある袋を選んだ。
2024₋05₋19
5月に入って鳥害防止の籠の中を見ると里芋の芽が見えた。
右は採種中の下仁田ネギ。
2024₋05₋19
7つ全てから芽が出ていた。
そのうち一つは芋を逆さまにおいてしまったようだ。
問題はどこに植えるか。狭い千駄木菜園では場所探しが一番難しい。
今年は妻にスーパーで買ってこさせないようにできるかどうか。
いっぽう、サツマイモも育苗中。
こちらは2020年から作っているから今年で5回目。
昨年同様、自家収穫した芋を越冬させ、5個、春先に土に埋め、鳥防止の籠をかぶせておいたら芽が出た。
しかし、
2024₋05₋18
5月18日、見れば芋がかじられている。
鳥ではなくネズミのようだ。一つは持ち去られて穴だけ残っていた。
昨年もやられたのだから、籠をふんわり置くのでなくきちんとネットを張るべきだった。
齧られた一つは根がしっかり張っていたから持ち去られなかったようだ。
生々しい齧られ跡にアリが這っていた。
しかし翌日、この芋も持ち去られた。
5つのうち残った芋3つで苗が足りるかどうか。
3つ目の芋、ジャガイモはこの時期、収穫に向かいつつある。
2024₋05₋03 7:27
メイクイーンの花は紫が入る。
こちら、長野の食用芋の花は白い。
品種は不明だが、男爵は白い。
ジャガイモの花は地中の芋を大きくするため掻き取ってしまうのが普通だが、広大な農場では手間が大変なこともあり放っておくらしい。ナス科だから花は放置すればトマトのような実になるようだ。いつか見たいと思っているが、今年も掻いてしまった。
花を残したままにすると栄養分が花実に取られ、芋が大きくならないと言われるが本当だろうか? もっともらしい理由をつけると皆信じるが、実験すべきだろう。小さくなる分は10%なのか50%なのか。
また、芋が小さくなったとしても、養分をとられたのではないかもしれない。芋が蓄えるのはグルコースであり、実を残すのにどれだけの糖分を消費するだろう? 養分の問題ではなく、例えば、花を残すことにより芋を小さくするようなスイッチがあるのかもしれない。
いずれにしろ、「球根つまり塊根、塊茎などを大きくするには栄養をとられぬよう花を摘む」という定説は、もっともらしいだけで真実ではないかもしれない。
茄子やピーマンの一番果を摘むというのは、木を大きくするためで、少し話は違う。
昨年のブログ、芋3種
追記
2024₋05₋23
朝起きて庭に出たら残ったサツマイモが食い荒らされていた。
3つのうち、一番多く芽が出ていた芋が食い散らかされ、もう一つは持ち去られた。
ネズミがいることは分かっていたのだから、室内で発芽、育苗すべきだった。
いつも事態を甘く見て被害を受けている。
2024₋05₋23
このキャベツは10日ほど前にかじられ、だいぶ回復してきたが、ネズミではなかろうか。
防虫ネットがあるから鳥ではないし、もちろん青虫、ヨトウムシの食い方ではない。
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