2024年9月4日水曜日

メロンのイバラキング、途中で枯れる


6月にメロンを頂いた。
イバラキングという、全国一のメロン生産量を誇る茨城県が10年以上の歳月をかけ、400通り以上のかけ合わせから選択、育成した高級メロン。アールス型メロン系統の青肉メロンで2010年(平成22年)に品種登録された。漢字で書くと茨城王。

生産農家の直販サイトでは2玉(1.2キロx2)7,280円、大玉(1.4キロ)5,180円である(鉾田、深作農園)

名前通り大きくておいしかった。
食べながら、この種をまいたら発芽するだろうか考えた。
千駄木菜園では、キウリ、ナス、トマトなどの栽培は飽きてきた。
今年はスイカをつくった。
来年はメロンを作ってみようかな。
発芽するかどうかだけ調べてみよう。発芽すれば、この種をひと冬保存して来春にまけばよい。
2024₋06₋30
食べて捨てた生ごみから出たメロン。
時期的に遅いから、発芽率だけ見ようと思ったのだが、いざ、芽が出てくると育てたくなる。
実はならなくとも、来年の為に育ち具合などを下見して起きたい。
トウモロコシが終わった跡地に植えてみた。
2024₋08₋19
育ちが悪く、花が咲かない。
猛暑の影響か?
ウリハムシにもやられている。

大量に発芽したので、アルバイト先の北千住シェアガーデンにも苗を持って行った。
2024₋08₋19
奥50センチx幅100センチx深さ50センチのコンテナに3株植えた。
土が良いのか、日当たりが良いのか、千駄木菜園とは違ってすくすく育った。
6個実が生った。

こんなに簡単に栽培できていいのだろうか?

イバラキングは4月下旬から6月に出荷される半促成栽培が主体で、ビニルハウス内で無加温栽培される。メロンは一般に湿度に弱いため、雨が当たらないビニルハウスは最適である。路地の場合はビニールトンネルをかけ天井を覆い、脇を開けて風を入れる。

今回の私の下実験は、ド素人が、露地で、しかも時期も猛暑の8月、種も生ごみから自家採種。
まともなものができるわけない、来年のための予備検討のつもりでいた。
しかし日に日に立派なメロンになっていく。

ところが、
2024₋08₋31
台風10号の影響で雨が続いた日のシェアガーデン北千住。

2024₋08₋31
萎れてきたメロン。
酷暑の日々に萎れていたナス、ピーマンは雨で元気になっているのに対し、メロンだけ枯れてきた。病気かな?
やはり、雨に弱いのだろうか。

2024₋09₋02
光合成をする葉っぱが枯れ、これ以上甘みが増えることもないため、1つ収穫した。
切ってみると未だ硬くて若い。
もちろん甘くない。

しかしキウリより旨い。

初めてのメロンは途中でダメになったが、思ったより簡単に実が生った。
来年、取っておいた種でメロンに本格挑戦する。

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