2023年5月22日月曜日

ジャガイモはモザイク病、芽出しサツマイモはネズミ

 ジャガイモは種芋を用意しなかった。食用の芋から芽が出て、毒だから捨てるところ、その芽だけを試しに埋めたら、すこぶる発育が良かった。しかし春が進むとどんどん葉が枯れてきて、無残な状態となった。

2023‐04‐26
すなわち、半分近くモザイクウィルスにやられた(中央)。
モザイク病に感染した株は畑から除いて他への伝染を防ぐのが鉄則だが、どうせ蔓延していると思って放置した。完全に枯れてしまったもの、枯れそうなもの、持ち直したが発育悪いもの、いろいろ。
2023‐05‐16
さらに放置していたら、枯れそうだった株は完全に枯れ、枯れていた株は姿かたちがなくなった(写真中央)。つまり持ち直すことはなかった。
光合成をしていないのだから地中に芋があったとしてもこれ以上大きくなることはない。
掘ってみよう。

意外なことに、どの枯れた株にも芋はできていた。しかし小さい。

2023‐05‐16
左、モザイク病でやられたジャガイモ。
右、スーパーで買ってきた新ジャガイモ。
ムカゴを食べることを思えば、この小さな芋も食べられぬことはない。

5月20日、長野の実家に行った。
物置に昨年掘ったまんまの大量のジャガイモがあって、すべて芽が出て萎びていた。弟はこれを畑に捨てに行くというので少しばかりもらってきた。
2023‐05‐22
ふつう関東ではジャガイモは3月に植えて6月ころ収穫だが、長野では今埋めてもいいらしい。3月は雪が消えていないし、冷涼を好むジャガイモも、長野では育つのだろう。
関東でも5月に植えて育つかどうか実験することにした。


さて、次はサツマイモの話。
サツマイモは栽培時期がジャガイモと季節対称、いま芽出しの最中。
(苗を買ってくればいいのだが、あえて苦労を選ぶ)

昨年収穫した紅あずま、シルクスイーツ、それから買ってきた(食用)紅はるかの3種の芋を、地中に埋めた(3月12日)。
保温ビニールをかけて1か月経つと、まず紅はるかが発芽した。

2023‐04‐27
他の2種類のサツマイモはどうかな?と覗いたらショック!!
奥の右の芋(紅はるか)と、中行(シルクスイーツ)の右端の芋がない。
庭でうろうろするヒキガエルやスズメは持っていけないと思うし、カラスだろうか?ネズミだろうか?

紅はるかに半月ほど遅れ、シルクスイーツも発芽。
5月になっても、紅あずまは発芽しないため、食用の芋を埋めた。

ところが5月9日、その埋めたばかりの紅あずまと、芽を出し始めたシルクスーツ2つが持ち去られた。
そして、ふさふさと芽が成長してきた紅はるかは、芋の部分が大きくかじられた。
ネズミに間違いない。

現場には葉のついた芽が散乱しており、まあ、苗として使えるが、シルクか紅はるかか、どちらか分からなくなってしまった。

そして齧られた9日後、トウモロコシの生育を見ていたら、ネズミが死んでいた。
2023-05-18
こんな日当たりのいい場所で(畑としては日当たりイマイチだが、ネズミらにとっては異常なほどの明るさ)、死ぬとは、精神的におかしくなっていたのだろうか?
何を食べたのだろう?

2023-05-18
よく見ると死後数日は経っている。サツマイモをかじって間もなく死んだようだ。
サツマイモに毒はないから、死因は何だろう?

死んだことで、芋が食われる心配は少し減ったが、彼一人ということはあり得ず、多数の親兄弟が付近にいるだろう。


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