2023年3月12日日曜日

ジャガイモの芽だけ植える画期的方法

12月に次女夫婦と長野へいったとき、車だったので大量の野菜をもらってきた。

それらのうちジャガイモが食べきれず、2月になってふと見ると芽が派手に出ていた。
2023‐02‐15 6:41
これだけ芽が大きいと芋ごと捨てる人もいるだろうが、私は食べる。
しかし早く処理しないと本当に食べられなくなってしまう。

全体の3分の1ほど台所に持ってきて、包丁でえぐるように芽をとり、茹でることにした。
7:11
芽と可食部
よく見ると芽の出た付近は緑色になっている。
青いトマトと同じように、この部分にソラニンが含まれているのだろうか?
するとジャガイモは芽が有毒というより、その周りの緑の部分が良くないのかもしれない。
ステロイドアルカロイドだから加熱しても毒性は消えない。

この芽は普通捨てるだろうが、私は植えてみる。
さて、どこに植えようか。
ちょうどダイコン畑の27本のうち22本収穫したスペースがあった。
そこには、今季鍋で食べたネギの根っこ部分を植えていたが、それらを移動し、30個の芽のため準備した。
15:15
大きさで分けてそれぞれの成長を比較する予定。

2023‐02‐15 15:21
発芽したと言ってもまだ寒い。
そこで芽がすっぽり地中に埋まる深さに(手前2つのように)植えた。
そしてビニールで覆った。

芽がさらに伸びて地中から緑色が出たのはいつだったか記録しなかったが、3月初めにはすべて順調に姿を見せている。
2023‐03‐04
健康そうなジャガイモの発芽
世間ではこの頃に種芋(まだ発芽していない芋)を植え付けるから、わが菜園は大分早い。

さらに暖かい日が続き、すくすく育っていく。
2023‐03‐08
芋部分の大きさと苗の育ちの間には(予想に反して)大して差がなかった。
2023‐03‐08
種芋のを植えた場合とそん色ないのでは?

もしこれで芋がそこそこ取れたら画期的かもしれない。
1.しっかり芋を食べて芽だけ埋めるから無駄がない。
2.世の中より1か月近く早いから、収穫も早いかもしれない。そうすれば後作野菜の選びに自由度が増す。
2023‐03‐10
少し間引きした。
種芋を埋めた場合、芽が多く出るから一株当たり芽を2~4本になるよう芽カキをしなくてはならない。しかし、この方法は一株当たり芋のごく一部、芽の部分しか埋めていないから最初から発芽本数が少なく芽カキの手間があまりない。

芽を捨てずに植えようと思ったのは、毎年生ごみとして畑に捨てていた「皮」から芽が出ていたからである。もちろん小さな芽だから芋にならなかった。

しかし今回は皮のときよりずっと芋の部分が多いから地上の茎が太くて立派。大いに期待できる。

ちなみに上の写真は全体の3分の1ほど(第1次、2/15植え付け)である。
第2次は2/22、半分は露天、半分はビニルハウスにしたところ、露天はまだ葉が出ていないが、ビニールハウスは葉がでている。
第3次は,2/27に植えつけた。ビニールで覆ったがまだ地上に葉は出ていない。

調子に乗ってせっせと芽ばかり植えて夏野菜のスペースがなくなりそうである。

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