2月5日、月曜日、関東は午後になってみぞれ、それが雪に変わり、夕方には積もってきた。
2024₋02₋05 16:39
ダイコン、白菜は雪をかぶり、レタスなどの保温ビニールトンネルは重みでたわんでいる。
白黒の世界だがもちろんカラー写真である。
16:40
育苗中の春キャベツのトンネルはつぶれてしまった。
大雪を心配するのと期待するのと半々の気持ちで寝た。
雪は夜も降り続け、火曜日。
ふつう、大雪の翌日は晴れの日が多いが、曇り。ときおり小雨。寒い。
テレビは各地の通勤通学客の混乱を報じている。
大変だ大変だと言っても能登半島のことを考えたら都会の雪などお祭りのようで問題にならない。
窓の外を見る。
2024₋02₋06 9:19
大根白菜も全く見えない。
前夜は大丈夫だったトンネルもすべてつぶれた。
しかし寒くて直す気はしない。
妻がパートに出かけ、ひとりコタツに首まで入っている。
だらしない退職老人である。
テレビにも飽き、天井を見ていたら外で雪かきの音がする。
うちもやらないとまずいかな、と外に出たが、シャーベット状の雪は大したことなく、すでに多くの人が歩いた跡がある。小雨のせいか、すこしずつ融け始めていて、放っておいても消えるだろう。
そもそも、雪国と違ってめったに降らない都会では(運送業の人などを除いて)一般人は雪を喜んでいる人のほうが多いのではないか? わざわざ早く消すことはないではないか。
歩くには支障がない。
しかしこのままだと明日朝凍るかもしれない。片付ければ早く乾くというのは分かる。
テレビでは転ばないように歩幅を狭く、両手を出して、と繰り返している。
しかしテレビは大げさ、余計なお世話だ。転んだら転んだで本人の問題、何年かに一遍のことだ、いいではないか。
かといって自分の家だけ雪片付けしないというのも、小心者だから気が引ける。
11:02
そっと家の周りを見ると、自分の門の前を少しだけ片付けた家はあるが、道路はそのままだった。夏ミカンの盗難防止ネットが雪の重みで落ちていたので、それだけ直して家に入った。放っておいてもじきに融けるだろう。
水曜日。
数日ぶりの太陽が出た。
菜園は一転、明るくなり暖かくなったが、泥になるから作業はしたくない。
しかし妻がホウレンソウが欲しいというので庭に出た。
雪はだいぶ溶けている。
トンネルの上の雪をどかしビニールをはがす。
2024₋02₋07 10:59
ホウレンソウと春菊
天然色の世界が戻ってきた。
今年は保温ビニールのせいか、育ちが良い。
10:59
取り残したパプリカは雪をかぶったが、まだ生きている。凍傷にもなっていない。
いつになったら枯れるのか?春になったらどうなるのだろう? 実験で置いておこうかな。
11:05
今年初めて作った秋キャベツ。
ビニールトンネルが功を奏し食べごろ。しかし食べきれない。
11:19
白菜と大根は雪にかぶっていたので、そっと雪をどかした。
放っておいても今日中には溶けると思うが、植物も雪は冷たいだろう、と葉っぱを雪の下から出してあげた。
「放っておいても今日中には溶けるが・・・」これは前日私がコタツの中で思ったことと同じ。放っておいても雪はなくなるから雪片付けはせず、自分の好きな野菜はほんの短時間でも雪をどかしてあげる。要するに昨日は、やりたくないことの、やらない理由を一生懸命考えていたと言われても仕方がない。
12:38 本日の収穫
ホウレンソウと茎ブロッコリー、二人で食べるだけ。
退職してから付き合いが減って、収穫した作物をもらってくれる人がいない。おそらくかなりの野菜が植わったまま処分することになろう。
13:27
スナップエンドウのネット
トンネルは玉ねぎ。手前はそら豆
奥のネットはカブ
あちこちビニールトンネルを直していて、エンドウの弦が伸びているのに気付いた。
ネットを張った。
空腹は感じなかったがトイレに行きたくなったので家に入ると、13時半を過ぎていた。3時間ほど作業したことになる。昼食を食べながらパソコンをつけた。
今季カブはまだまだ収穫していないが、塩漬けになっているカブがある。JCRファーマは機関にもてあそばれ今日も下落、高値の3分の1になってしまった。
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