玉ねぎの苗はホームセンターで買える。
買えば簡単、何も問題ない。
しかしホームセンターが遠い人、安上がりにしたい人は種から始めればよい。
ダイソーで2袋110円である。
しかし、種は意外と難しい。
初めて種まきした一昨年は発芽はするが成長する前に冬になってしまい、ほとんどとれなかった。
昨年も苗が小さく、あまりとれなかった。
今年は少しマシだがどうなるか分からない。
そこで苗を買ってくるわけでもなく、種をまくでもない、第3の方法を示す。
玉ねぎそのものを使う。
たぶん誰もやらなかったと思う。
方法は3つある。
1.玉ねぎの捨てるべき根の部分を埋める。
2.料理に使えない屑玉ねぎから苗を作る。
3.保存中に芽が出てしまった古い玉ねぎを使う。
方法1は昨年トライした。
2022-10-31
底の部分を切り捨てるとき、すこし上のほうも付けて四角錐型に切り取る。
これを埋める。
2022‐12‐07
一株からいくつも芽が出た。
長ネギよりも分けつしやすいようだ。
2023₋06₋05
しかし玉ねぎ1つから芽が4つ、5つと出て栄養を奪い合うのか、大きくならない。
方法2
昨シーズン収穫したもののうち妻が使ってくれなかった超小玉、チューリップの球根より小さいものを埋めた。すると芽が出てきた。
2024₋02₋09
このままだと昨季の方法1同様、小さい玉になってしまう。
そこで、掘り出して包丁で分断した。
5玉から10本とれた。
これを植える。
2024₋02₋09
自分で種から作った苗(前2行)よりずっと太いものが短期間でできる。
法事で長野に帰省し、物置にあった玉ねぎを大量にもらってきた。
2024₋02₋17
芽が出ているのもある
芽が出ると水分を吸い取るのか、外側の鱗片が腐ったようにぶよぶよになってくる。
外側の皮、腐ったような鱗片を取り除く。
芽の伸長が著しいものは腐った?部分も大きく、手で向いただけで苗状のものが芯から現れてくる(右)。
しかし新芽が短いもの(左)は玉ねぎとしてもしっかりしているから、包丁で四方の側面を切り落とす。
四方を切り落としたあと、残った鱗片の破片を手で取り除く。
もちろん取り除いた鱗片は料理に使う。
こうして、まっすぐ伸びた苗状の芽が残る。写真では4本プラス4本で8本ある。
このまま、方法2のように1本1本の苗に分けたくなるが、まだ根が伸びていないため、今切るのは危険。この状態で土に埋める。
2024₋02₋18
これで青い芽が伸びてきたら、おそらく地中でも根が伸びているから、その段階で1本1本に分割する。玉ねぎ4つから20本くらいできる。種まくより出来は少ないが、(妻の場合)捨てる部分なので上々である。
本当は6月にうまく玉ねぎができてから書くべきかと思うが、自信があるので書いた。
問題はただ一つ。
植えるスペースがないことだ。
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