2024年2月20日火曜日

暖冬の朝、夏キャベツの定植と野菜収穫10種類

 記録的に暖かい2月。大根、白菜などトウ立ちする野菜は今から早く取っていかないと3月、廃棄処分になってしまう。

2024₋02₋16
白菜(右)は頑張って食べたり差し上げたりして、ようやく場所が空いてきた。そこでサツマイモのあとに植えてあった長ネギ(食べた後の根っこ)をもってくる。

長ネギのあとには夏キャベツの苗を定植した。
バイト先や教科書では定植する2週間前に施肥して土づくりをしろというが、千駄木では場所が空けばその日に植える。土を休ませる余裕(時間、スペース)などない。
2024₋02₋16
キャベツを40x45センチ間隔で16株を定植。
葉は小さくとも根はポット内に広がっていた。
秋11/15に種を蒔き36株育てていたが、発育の悪い20株は保険としてポットに入れたまま間に埋めておく。
もう保温ビニールではなく、防虫ネットをはる。
梅雨どきの6月、7月に収穫予定。

キャベツ定植時期は、近年 3/8(2023)、 3/30(2022)、 2/21(2021)であった。今年は陽気で早まったかと思ったが、私の場合、よく考えればスペースの空き具合で時期を決めていることに気が付いた。

翌2月17日は法事で長野に帰省した。
かの地も季節外れのように暖かかった。抜群にうまいリンゴ、桃、ブドウを育てる柳沢の叔父は、この陽気を心配していた。
関東にいると、暖冬の心配と言えば、野菜の生育が早まり値崩れすることなどだが、奥信濃では遅霜の心配が大きい。
気温は直線的に上がるものではなく変動しながら春に向かう。当然、暖かい日もあれば寒い日もある。暖冬で果樹などに芽が出てしまえば、寒波が来たときにやられてしまう。
「冬が寒い年は豊作だ、と昔からよく言われたものだ」
と彼は、作物にとって冬は冬らしく寒くないとダメだという。

しかし、二毛作三毛作をめざす千駄木菜園では、冬暖かければ、早く育ち早く耕作スペースが空いて好都合である。

長野へ日帰りした翌朝、妻が二女の家に野菜を持っていくというので、いろいろ収穫した。
2024₋02₋18
この日の収穫
手前左から小松菜、野沢菜、白菜(2.3kg以上、測定不能)、ホウレンソウ、パプリカ(最終)、後列左から春菊、サニーレタス、大根(1.3kg)、夏ミカン(550g)、キャベツ(1.1kg)。以上10種類。(板幅は18センチ)

このほかに長ネギ、分葱、カブ、山芋、茎ブロッコリー、温州ミカンも上げられるが、持ちきれないというので割愛。

収穫時期ではないが、庭を見れば菜花、イチゴ、夏キャベツ、玉レタス、玉ねぎ、そら豆、スナップエンドウを育てている。
もちろん夏はナス、キウリ、トマト、ピーマン、シシトウ、オクラ、サツマイモ、ジャガイモ、落花生、大豆(枝豆)、トウモロコシ、人参、
畝建てしていない庭の端のほうには、ニラ、ミョウガ、セリ、フキ、コゴミ、ウルイ、シソなど野草系のものが何年も同じ場所に自然と生えてくる。

ほとんどのものは千駄木でとれる。
ジャガイモと玉ねぎは年中食べるから足りず弟からもらっていたが、今年から自給しようかな。今回植えたばかりのキャベツをはじめ白菜大根などは自家消費分の3~4倍とれるから、これらの作付けを減らせば十分自給できるだろう。
するといよいよスーパーで買うものはレンコン、キノコ類くらいになる。
あ、肝心の米は自給できそうもないな。3人の子供たちが出て行った部屋で室内栽培もできなくはないが。
それより300個以上取れる柿を干して砂糖代わりにするのが先か。
そうやっても、もちろん肉、魚は自給できない。
かといって昔の信州のような昆虫食をする気はないが・・・。

これから何を目標にして生きていくのか分からなくなってきた。


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