2018年12月16日日曜日

日本のツタは2種類


今日、初めて知ったことがある。
ツタ(蔦)。池田高校の監督ではなく、レンタルビデオでもない。植物のツタのこと。

(1)和名の由来は、茎が「伝い這う」から。
(2)日本で落葉するのはたった1種類(ナツヅタ、ブドウ科)
(3)葉っぱの大きい常緑のツタはキヅタ(フユヅタ、ウコギ科)という
らしい(Wikiだけど)

12/15、仕事で富士見市に行った。
東上線・鶴瀬駅の前で工場?の壁に見事なツタ。
2018-12-15
夏は一面(2面?)緑であっただろう。
しばらく見とれた。
茂りすぎて吸着する面が見つからない枝は、空中に押し出され、樹木のようになる。

本来上のほうに伸びたいのに、先に壁面を取られると水平にいかざるを得ない。
みな意思があるように、新天地を求め、どんどん平行に伸びる。

古い枝はどんどん太くなる。

こうしてみると、我が家のリフォーム前、ジャングルだったときの謎の弦(→)は、やはりツタであったかもしれない。

ここで改めて我が家に自生するツタを見る。
 
2018-12-03
2018-12-15
2週間ですっかり落葉しました。

3年前?、1本ツタが伸びてきて、殺風景だったブロック塀に這い始めたとき、喜んだ。
ところが数日後、庭の草取りもしない妻が、よりによって抜いてしまった。
ごみの中にツタの一部をみつけ、植えたところ、ここまで復活した。

今年になって違う面まで進出。
しかし全部を覆うのは無理だろう。
ブロック塀は途中の下のほうに穴がある。内側に植えて、そこから顔を出させて新たに這わせるか、と思って株を増やすことにした。
挿し木の時期ではないと思うが、コストがかからないのだからなんでもやってみる。

20本のうち、1割でも来春芽が出ればいい。

妻が抜いた理由はもちろん、お化け屋敷みたいになるから、という。
そこで近所のツタ屋敷をみてみる。
その気で見ると割とある。
まず、前のお宅

千駄木5丁目、御林稲荷のとなり。
稲荷側から
12/16長野の弟が来て根津まで歩いた。
団子坂-大観音通りを南にわたる。
千駄木ふれあいの杜の上、お化け段々

ふれあいの杜の南から、崖上の家を見る。
千明邸のそばの家だろう。


薮下通りに出たところ。右に行くと日本医大

弥生、旧広田竜太郎邸からサトウハチロー邸跡に向かう途中の家

はん亭で食事後、別れて一人歩いて帰宅途中 
根津宮永町

言問い通りの北、玉林寺門内から上がる途中


確かに、荒れ果てた家に見える。
我が家も、片方が死に、独立した子供たちも来なくなれば、こうなるのだろうか。
やっぱりやめるべきか?

なお、立教や青山のようなキャンパス、「学生時代」で歌われる「ツタの葉からまるチャペル」は、葉っぱの大きい常緑のフユヅタであろう。



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