2018年4月22日日曜日

保温マルチのビニールは黒か透明か

夏野菜はホームセンターから苗を買ってくるが、種からも育てている。

ナスとピーマンに関しては、
2015年 4/22にまくも発芽遅く、大きくなる前に梅雨入り。収穫いまいち。
2016年 早く発芽させるため、3月にまいて室内におくも、カビ生える。
2017年 4/4、4/13、4/19 、4/22にまく。
分かったことは
1.何週間も発芽しなくとも、種が腐っているわけでなく、時期が来ると発芽する。
2.発芽率は良いが、いくら早く蒔いても、4月終わりから5月初めにならないと発芽しない。

2018年は、今までの経験から早期の発芽は難しいということで、黒ビニールをかけ(マルチ)地温をあげることにした。多層被覆 multi layer でなくmulch(敷きわら、根覆い)である。

2018年は3月末から暖かい日が続き、桜もあっという間に満開。
例年より暖かいと判断し、4/1,4/4にナス、ピーマン、パプリカ(赤、黄色の2種)の種をまいた。

ナス、ピーマンの種は昨年買ったものの残り。
パプリカは食べた後の種を取っておいたものだから出るかどうかわからない。

しかし蒔いた後で袋を見たら、
 ピーマン:発芽温度が30-35、発芽日数7-10日
 ナス  :発芽温度が20-25、発芽日数10日
という。
4日くらいで生える大根などのアブラナ科と比べると、かなり難しい種であることが分かる。

ところで、農家の畑で見るマルチはなぜ黒なのだろう?

黒に関しては、赤外線はある程度透過するが、可視光線は色素すなわちビニール膜自体が吸収してしまう。そこから徐々に熱として一部を内部に放出するかもしれないが、赤外線に加えて可視光線のエネルギーも直接土に到達する透明ビニールの方が、地温を高めるには有利ではないか?
透明だと雑草が生えるからかな?

実験してみる。

2018-04-04
4種分x5鉢=20鉢に土を入れ、一鉢に2つ種をまく。
つまりナス、ピーマンなど1種類につき10個の種をまいた。

実験は、そのうち8鉢を透明ビニール、12鉢を黒ビニールを覆って比較する。
マルチの効果は、4/1にまいた露天の20鉢と比べればよい。
奥に見えるのが4/1にまいた露天の種。

2018-04-20
黒ビニールのほうだけ発芽している。

さて、各群の発芽数を気温データと共に以下に示す。

1.一番よく発芽したのは黒ビニールのマルチだった。
蒔いた種数は露天の6割、まいた日も3日遅いのに、発芽数は一番。
2.透明ビニールは、意外なことに露天よりも発芽が悪い。
3.4/20朝、黒ビニールの若芽が、このままだと日が当たらなくて育たないと思って、黒ビニールをはがした。そして残りの種も発芽させようと、上から透明ビニールをかけた。
4.すると、翌日すべての若芽が茶色くなって枯れてしまった。

これで分かったことは、
1.マルチは黒ビニールが良い。
2.透明ビニールから一つも発芽しないのは、発芽途中で熱?で枯れてしまっているのかもしれない。
3.露天はナスのみ発芽したが、黒マルチにはナスもピーマンも差がない。

農家の長男としてあとを継がなくてよかった。
毎回実験して失敗していては、食べていけない。


0 件のコメント:

コメントを投稿