土曜だが休みではない。
仕事は昼からにして、道路を掃いた。
アスファルトの上に1か月前の桜の花びらが枯れて固まり、砂ぼこりと一緒になって、そんなわずかな「土」に雑草が生えていた。
掃除が終わって庭をみわたすと、大きくなったフキ。
見ると、ところどころ縮れた葉っぱがある。
案の定、そういう葉っぱは裏にアブラムシがたかっている。
フキだけでなく、ほかの植物もアブラムシがたかると葉が苦しさにもだえるように縮む。
まだアリは来ていなくて、よく見ると羽アリみたいのが数匹うごいていた。
なぜ縮むか?
1.アブラムシが縮ませる化学物質を注入する。
2.アブラムシが縮ませるウィルスを感染させた。
3.アブラムシの刺す刺激によって、植物が縮ませる物質を作り出した。
縮むことによって、アブラムシと植物のどちらかが有利となるなら、目的志向に進化したと言えるかもしれない。
縮むと外敵からアブラムシが目立たなくなるか?いや、かえって目立つ。
風や直射日光からアブラムシが避けられるか? いや、あまり変わらない。
では、縮むとフキはアブラムシからの攻撃を避けられるようになるか?いや、変わらないだろう。
双方の生存、繁殖には特に有利とはならないようだ。
しかし科学的ではないけれど、植物がこれ以上虫に食われないように、精いっぱい体をよじっているか、あるいは非常にくすぐったくて、もだえているかのように見える。
葉の裏を細い針で何回も差したら縮むだろうか。
子どもか孫が小学生なら実験させるのだが。
茂るフキを少し切ったら紫陽花が出てきた。
つぼみがついていた。刈り取ったふき、もったいないから食べようかな。
山菜の嫌いな妻は調理してくれるだろうか。
昨年は私が一人であく抜きをして煮た。(→クリック)
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