長ネギに凝っている。
ほかの野菜と違って年中あるので冬の葉物がすべて終わり夏野菜が苗の今、庭で圧倒的に目立つ。
2020-05-06
左奥は昨年春、種をまいた九条ネギ
手前は、鍋に入れて食べた後、残った根の部分を埋めて置いたもの。品種不明。
スーパーなどの白く、根のないきれいなネギでも、長い棒の底にぼつぼつした根の痕跡があれば、埋めると発根する。もちろん八百屋の泥ネギは問題ない。
冬の間は下の2センチくらいを室内の鉢で育て、青い葉が伸びてくると外に出した。
2020-05-06 上と同じ場所
2020-05-05
こちらは駒込病院近くの川越青果で買った株ネギ。
九条ネギとともに我が家では素性のはっきりしたネギ。
3月10日ころ苗として育てようと買ってきたが、長いと倒れるので食べて、やはり5~10センチにして埋めた。4月10日、畑のやりくりで移植、この場所に溝を作って埋めたが元気ない。
2020-05-06
こちらも食べあと、2センチくらいを埋めたもの。
いろんなところで買った深谷ネギ、妻沼ネギ、長野駅で買った松代産ネギなどいろいろ。どれがどれだか分からなくなったが、外皮の赤くて分けつの盛んなものは長野駅で買ったもののようだ。
2020-05-05
ネギは植え替えに強そうなので、同じように見えるものは近くに集めて整理整頓した。
これだけのネギを毎朝見ていて不思議なものをみつけた。
ネギの株はどうやって増えるか知ってます?
玉ねぎやラッキョウなどは放置すると玉から複数の青い芽(葉)がでてきて、それらが次の世代の独立した株になる。
長ネギの場合もそうだと思っていたら、違うかもしれない。
2020-05-02 株ネギ
1本の茎が割れて分かれようとしている。
実生の九条ネギも1本が2本に分かれかけている。
2020-05-09
これなどは完全に分かれて透けて見える。
しかし、真ん中で割れたのが先まで行き、下にも割れ目がすすんで根が分かれるとは信じがたい。葉っぱが二枚に分かれたら茎を割き、幹を割き、根を割くようなものだ。
全部がこうではなく、先に穴が開いている葉であることから、トウの先(ネギ坊主)を切った葉が割れるようである。九条ネギの確率が高い。
よく見れば、大部分のネギは思っていた通りの分かれ方をするようだ。
2020-05-06
やはりこのように外側に出た芽が成長して分けつするのが主流であろう。
2020-05-09
葉っぱはどうなっているのだろう?
筒状であるから、平面だった葉の裏表が中ではがれ、丸くなり、裏表がなくなったように見える。それとも根元の方で裏表がはがれ、どちらか一方だけ伸びて来たか?
ところで、緑の葉っぱは空洞だが、うどんで食べる白い部分は年輪のようになっている。
これは不思議だ。
つまり、下のほうで同心円で重なっている円たちが上のほうでは葉の数だけ独立にばらばらの円になっている。
このように枝分かれするためには、同心円の内側の筒は、どこかで外側にいる年輪を打ち破らなければならない。
あるいはタケノコの葉のように最初は円に切れ目があったものが根元で融合し年輪状態になったのだろうか?
切ってみた。
2020-05-10
一番外(下)の葉っぱを途中まではいでみる。
緑の部分の付け根(白い部分との境)は融合して閉じていた。
タケノコ式を思わせる。
すなわち年輪ではなく、円のどこかが切れていて、内側の葉はそこから出ればよい。
しかし上から葉っぱ3本のところで切ってみるとつながった年輪に見える。
玉ねぎのオニオンリングだって切れ目はない。
5本のところで切る
年輪の円が閉じているかどうかよくわからない。
しかし、同心円でないところに新しい葉が伸びていた。
これは分けつするだろう。
その下で切る。
その芽の下の部分は分からない。
年輪の円が閉じているのかどうかもよくわからない。
イチゴは昨年買った苗、外の地植えで冬越しした。
ネギは葉がどういうふうに伸びるのか分からなくなってきた。
まな板の上できちんと切り、図を書きながら考えようと台所に持っていったのだが、
庭で作業していたら妻に切られて肉うどんに入れられてしまった。
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