2022年10月24日月曜日

柿の収穫。東京は柑橘類が一番良い。

この家を(ちなみに土地ではなく、家だけ)買ったとき、庭は森のようだった。

文京区保護樹木の桜のほかに、ザクロ2本、モミジ、棕櫚、それから名も知らぬ植木のなれの果て。いずれも手入れをされず、カラスウリの弦が樹木全体を覆い、原生林のようだった。

ザクロはとげがあり、剪定すると(花は枝の先につくから)実がならない。
モミジは塀を圧迫して倒しそう。
棕櫚はどんどんでかくなる。
数年のうちにいずれも伐採し、とうとう桜もこの春切ってもらった。
ハナミズキ、山茶花、キンモクセイは日陰になるため、無残なほど小さくされ、それもこの冬に伐採する予定。

11年前の2011年夏、売り主のおばあさんが「雑草の砂利道や、草木を気に入ってくれて、この人なら桜の木を残してくれそうだったから」と大きな家を破格の値段で私に売ってくれたのに、当時の木はほとんどなくなってしまった。桜は手に負えるものでは無かったが、私の唯一の金の使い道として10年維持してきたから許してもらおう。

2022‐10‐23
そして、たった一本だけ残ったのが比較的小さかった柿。
ある年、甘い実がなったから残したのだが、サクラの陰になっていたからか、ほとんど実をつけなかった。それが、サクラを切った今年、いっぱい実をつけた。

実は甘いのだが、色がつかない。
暖かいからだろうか?
赤くなるのを待っているといつの間にか熟して落ちてしまう。
今年も下のほうの実を触ったら少し柔らかかったので収穫した。

1つ食べた後、12個収穫。
手が届かなかったから枝ごと切った。

木には4つ残っているから、今年は17個なった。
10年間で2番目の豊作。
ほんとは柿の木も切って野菜スペースを広げたかったのだが、もう少し残そう。

・・・

以前からあった木を切って、私が植えたのはすべて実のなる木。
2022‐10‐23
入口のザクロの場所には夏ミカン。
2017年に植え、2021年初めて実を2つ付け、今年は32個を数えた。

棕櫚があった場所は温州ミカン。
2016年植え、2020年初めて6個、2021年64個、今年も50個以上はいくだろう。
味もまあまあ。
木も小さいから取るのが楽。
東京は冬も暖かく、ひょっとして柑橘類に適しているのではなかろうか。

3本目の柑橘類はデコポン(写真中央)
退職間際に伊那町で苗を買い、桜の切り株のわきに仮植えした。
サツマイモの弦に飲み込まれている。早く芋ほりを終えて救出しなくては。

他に、イチジクが3本。
そのうち2本はまだ場所が決まらず、切り株の片づけを待っている。

2022‐10‐23
途中から幹を切られた紅葉のハナミズキ(手前)と、柿。
食べて捨てた種から出た桃(右、葉だけ見える)は実がならず。
2022‐10‐23
山茶花(左上)とキンモクセイ(右上)の根元だけ見える。
10年前はこれらの木の枝がベランダまで張り、ここから地面が見えなかった。

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