2022年10月18日火曜日

落花生7回目の収穫と栽培品種


2022‐10‐11 7:48
落花生をとった。庭が緑のじゅうたんというよりジャングルのようになっていて、歩くこともできなかった。大根、白菜の場所は確保してあるが、イチゴ、玉ねぎ、レタス、春菊、ホウレンソウなどの場所をつくりたかった。

落花生の収穫の目安は、一般的には種まきしてから130日前後(4か月と10日)という。しかし寒い時期にまいても成長しないから、種まき時期は基準にならない。そこで開花(畑全体の4~5割ほどの株に花が一つでも咲けば、開花)を基準とし、開花してから約75~95日後(3か月)を目安とする。

当然栽培品種によっても異なり、開花期から90日を基準とし(中性)、それより短ければ早生、長ければ晩生(おくて)、その中間を中生(なかて)という。収穫までの日数が70〜75日と早生よりもさらに短いものは、極早生(ごくわせ)という。
(早生、晩生といっても、基準の90日からプラマイ10日程度の違い)

・おおまさり:晩性、ほふく、大粒
・千葉半立:かなり晩性、半立性、中粒
・中生豊(なかてゆたか):中性、立性、やや大粒
・郷の香(さとのか):極早生、立性、中粒
・Qなっつ:早生、立性、やや大粒
・黒落花生:中生、立性、中粒

立性というのは、茎が直立するもの、ほふくははっていくもの。

我が家の落花生は2016年から7回目の栽培。
品種は何だろう?
最初はホームセンターで買った、たった1鉢から出発し、秋に収穫した豆を翌年春にまいてきた。
ある年に長野から持ってきた豆もまいたから、今の落花生がホームセンターのものか信州の実家のものか不明。

ほふく性だから、おおまさりか千葉半立か。

種をまいたのは4/11、発芽4/23、定植5/3だが、開花期の確認、記録を怠った。
種まき発芽を基準にすれば計算上8月末という収穫期をとっくに過ぎているが、今まで10月に掘ってきた。品種によっても違うだろう、と言い訳しながら、教科書を信用せずに自分の経験でここまで延ばしてきた。しかし延ばしすぎると莢が切れて地中に残ってしまう。

品種、天候によらない見極め方としては、葉や茎の部分が黄色くなり下葉が枯れてきたころ、さやが大きく太り、表面に網目模様が見えたころというが、葉や茎は黄色くなっていない。

でも端を掘って2つ3つみたら目安の一つ、網目模様があったので掘り返す。
8:19
根粒は、大豆の場合、根に散在するが、落花生はびっしりと連続的にできるようだ。

落花生は手で引っこ抜くと莢が切れて地中に残るかもしれないため、スコップで掘るのが良い。しかし、茎が隣の株と絡まりながら広がっているため、株の下までスコップが入りにくい。
そこで手で引っこ抜き、あとで切れた莢を探すことにした。
8:27
カマキリがいた。肉食だから益虫だろう。
こどものころ、稲刈りの田んぼによくいたな~。

8:51
莢を株につけたまま1週間干す。
そして土を落としてから莢をとる。

0.9m x 2.2m のスペースに3列、22株を植えていた。(株間30cm x 30cm)
どうも茎、葉の繁茂した割に、豆が少ないようだ。
初期にトウモロコシを間に植えたのがまずかったか?
毎年自家採種している種だから劣化したか?
いや、ほふく性の落花生は株間40~50センチあけろと書いてあるのに、30センチというのが敗因か。

16:11

天気が悪い日が続くので、畑に一週間もおかずに莢を取った。
2022‐10‐16
やはり思ったより少ない。

収穫量について、過去のものを調べてみた。
写真が5年間分残っていた。
今年は少ない、というのは気のせいだった。
以下、写真を見れば毎年大して取れていなかった。
2021
2020
2019
2018
2017 
この年は2年目、初めて自家採種の種を植えた年。13株植えている

残っている写真では2018年が一番多いようだが、今まで収量を数字で残していなかった。
今年から測っておこう。
2022‐10‐18
重量は680グラム。
重さは乾燥程度で変動するので、体積を測った。2.3リットル。
来年からはこれを基準に豊作を期待する。


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