2022年10月31日月曜日

芋ほり、割れるのはなぜか?

 

2022‐09‐11
サツマイモが繁茂して大変なことになっている。
早く片付けて冬野菜を育てたい。

サツマイモの収穫は苗を植えてから130日(4か月と10日)くらいという。
しかし千駄木菜園では、埋めた芋から自分で苗を取っているため、少しずつ芽が伸びてくるから、植え付けも長期間にわたり、時期がはっきりしない。
そして、市販苗の人と比べ植え付けが2か月くらい遅いから、世間が芋ほりしていても、まだ130日には達していない。

しかし、早いこと畑を空けて、冬野菜のホウレンソウとか春菊とか種まきしたい。
少々小さくてもいいや、と半分だけ掘ることにした。

1.デッキ前3.5m x 1.1m 
条間35センチ、株間30センチで3列植えたもの。

(1)シルクスイーツ 13株 
   6/7~6/29植え付け
(2)紅あずま 12株
   6/7~6/23植え付け
(3)紅あずま 11株 (枝豆の間)
   7/1~7/7 植え付け

2.柿の木下 2.0m x 1.0m  
 条間30センチ、株間25センチ、3列

(4)紅あずま? 24株
   6/26~6/29  植え付け

6月7日植え付け分なら10月17日収穫だが、7月7日なら11月17日となる。

昨年同様、調整さんで子供たちに都合を聞いたら、次女夫婦だけ来た。
11時集合、訓示(掘り方説明)。
2区画で、(1)~(4)なので、かごを4つ用意し、4人で掘ったら、すぐ終わった。
2022-10-30 11:35
みな家に入った後、例年通り、ひとり整理。

苗を合計111本植えて60本分掘ったのに、思ったより少なかった・・・・
原因は?

条間株間は多分教科書より狭いだろう。
しかし、どうせ弦が数メートルも四方に広がっていくから、植え付け間隔よりも周辺を含めた区画全体の面積のほうが重要だと思った。
ただ、今4つのかごを見ると、間隔、面積以外の第3の要素が多そうだ。

今年で3回目のサツマイモだが、収量を測ったことがなかった。
何キロとれたかな~と体重計を持ってきたのに、軽すぎて測れず。
がっかりしながら台所から2キロ用の秤を出す。

収量は
(1)シルクスイーツ 13株 
   6/7~6/29植え付け、2.0 kg
(2)紅あずま 12株
   6/7~6/23植え付け、5.2 kg
(3)紅あずま 11株 (枝豆の間)
   7/1~7/7 植え付け、1.4 kg
(4)紅あずま? 24株(柿の木下)
   6/26~6/29  植え付け、2.4 kg
合計  11.0 kg
長野の弟は、苗12本でリンゴ箱3つとったという。そんなことある?

(3)はそのレーンにすでに存在した枝豆の間に植えたから、初期の成長が遅れたか?
(4)は日照不足か?

(2)のレーンから取れた最大芋
940グラム。
たった1つで(3)の苗11本分、(4)の苗24本分の半分近い。
しかし、大きく縦に割れている。

割れの原因は、内部の急な成長に外部の成長が追いつかないからだろうが、
・高温・乾燥のあとの多雨。
・収穫時期が遅い。
・その他、センチュウなど
と言われる。

これらが原因なら実割れがもっと多くてもよさそうだが、これ一つというのは「大きくなる」というのが一番の原因という気がする。

割れ目がすでに紫なことから、外皮の再生は思ったより早い。

割れ芋より問題なのは虫による食害。
食っているところを見たことはないが(当たり前)、コガネムシの幼虫だろう。

2022‐10‐30
宮重大根は順調だが白菜が遅れている。

芋の半分を片付けてスペースができた。
2022‐10‐31 9:47
芋ほり翌日、早くも冬野菜の種まき準備。
あす、三太郎大根とカブの種をまく予定。
しかし柿の木の下、日照が足りないか?
ビニールで保温してみようかな。

(別ブログ)

追記
2回目は11月13日、息子夫婦がきた。
残っていた半分を掘って、11.3キログラム。
前回のを合わせると2022年は22.3キログラムとれた。


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