学会最終日、高岡に来ることはもうないと思い、出発前に駅南口の瑞龍寺を訪問。
ところで、国宝が一番多い都道府県はどこか?
答え。東京、276件。
まあ、壺や絵画は移動できるので、東京に集まってしまったのだろう。そういえば上野の東京国立博物館には刀剣など国宝がいっぱいあった。建造物は2件。
富山県は国宝が1つしかない。
その瑞龍寺がホテルから歩いて10分のところにある。
駅から真南に5分ほど歩くと参道にぶつかる。
八丁道といって全長870m。
参道を西に進むと着きました。前田利長菩提寺。
元は法円寺といったが、利長死後に彼の法名瑞龍院にちなんで改名した。
早朝なので当然開いていない。
国宝指定が1997年だから新しい。
もう少し何か見られないかと、西の畑の方に行ったら仏殿の屋根が見えた。
近づくと、工事用の鉄板が敷いてあり、そのまま中へ入れた。
山門は修理中。内部から総門を撮る。
この看板を見て、利長公墓所も行ってみることにした。
利家亡き後、徳川に着くか豊臣に着くか苦労し、関が原後に北陸122万石を維持した利長の墓所が金沢でなく高岡なのは、彼がここを開き、ここで没したからであろう。
歩いてきた八丁道を東にずんずん行くと森にぶつかる。
鳥居があって堀に囲まれていて、天皇陵のようである。
堀を渡って中を覗く。
墓の近くからはるか瑞龍寺を望む。
これは参道ではなく、右に見える参道の脇道。おそらく真ん中の参道は儀式の時だけ歩き、普段は脇道を使ったのかもしれない。
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