2019年6月24日月曜日

猫が鳥の巣を襲って

6月23日、梅雨曇り、日曜の朝。
気分よく庭をみていたら、丹精込めて?作っていた菊がぽきんと折れている。
宿敵ヨトウムシやネキリムシではこんなに太いものを折ることはない。
鳥がついばんだにしてもおかしい。
まだ傷は新しい。犯行時刻は1,2時間前か。
よく見たら土が掘り返されている。
また猫?
ここは木の下なので梅雨でも土が濡れておらず猫好み。

猫が来たとしても、こんな風に菊を折ることはない。
なんだろう?
と思ったら、鳥の巣が落ちていた。

上を見るとハナミズキの枝に鳥の巣の残骸がある。
そうか。猫が上ったか。
何の鳥だろう。
毎朝この下を通っていたのに気が付かなかった。
それにしても鳥ももっと高いところに巣を作ればいいのに。

下に卵や羽は落ちていなかった。
猫が土を掘ったことで埋まったか、あるいは産卵前の空き巣狙いだったか。


目を上から下に戻すと大ショック。
こちらは本当に丹精込めて育てているミカンの枝がぽっきり。
南側に伸ばすつもりの一番大事な枝だった。

鳥の巣を見つけてハナミズキに上ったはいいが、バカ猫は降りるに降りられず、すぐ下のミカンの木に飛び移ろうとしたのではあるまいか。
ミカンは肥満ネコの重さに耐えられず股から裂けるように折れ、バカバカ猫はその下の菊の上に落下したのだろう。

菊は大して惜しくないが、ミカンの太い枝は取り返しがつかない。

憎らしい。
猫は野菜の畑だけでなく、芝生のうえ、軒下、あちこちに糞をする。

糞だけでなく、種まきしたばかりの地面、幼い苗を植えたばかりの場所を選んでかき回す。
毎年、いや毎月、
いや毎日、いろんなところ。

例えば九条ネギをまいた。
発芽して数センチになったころ、猫がかき回した。
ショックだったが気を取り直し、土をそっとすくって幼苗を一つ一つ拾い集め、植えなおしたが数はだいぶ減った。
猫は一度場所を決めると再び来る。
猫が掘らないように棒を何本も建てた。
しかしあざ笑うように根がついたころ再びかき回した。
またもや苗を探して植えなおすがさらに減った。

この猫に棒ではだめだと悟り、次はネットを張った。

しかし猫はネットをくぐった。
野生動物と違ってバカ猫に警戒心はないのだろうか。
このあと絶対入らないようネットを厳重に地面に固定した。
早起きして出勤前はいつもこんなことをしている。

その後もあちこち掘られる。
網のない場所は成長するまで棒や葉を並べる。
きれいな土の平面を見せてはならない。
しかし最近、これも気休めに過ぎないことが分かった。

どうしたらいいだろう?
この家に入ったら痛い目に会うというのを知らせたい。
埼玉にいたときパチンコで打とうとしたが、庭で出くわすことはなかなかない。
辛子の入った団子を置こうかと思ったが、少し間違うと毒殺に発展しそうだし、だいいち食べてくれるかどうか。それより不精な私には面倒くさい。
捕まえて電車に乗ってどこか遠くに置いてくることも犯罪だろうし、第一、捕獲などできるかどうか。いずれにしろ不精者にはできない。

猫は、長野の実家のように、家の中で飼ってもらいたい。

害獣被害にあう山里の農家に気持ちが近づきつつある。
彼らは駆除が許されていることに、飼い主は思いを馳せてもらいたい。

今回は炎上しそうな内容だが、ほとんどページビューのないブログなので大丈夫だろう。

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