2022年4月8日金曜日

桜吹雪、植物の子孫を残そうとする執念


2022-04-05 10:45
桜の花びらが舞っている。
チューリップの花びらも落ちている。
花弁は植物が受粉の目的で進化させたものだから、役割を終えたら邪魔ものとして落ちる。
人間による品種改良は花弁の大きさ、色などに着目して、持続時間は延ばさなかった。もっとも、この短期間というのが桜の良さという人もいる。
12:34
花びらが輝き、箒で掃くのがもったいないくらい。
今、箒と掃くの部首をじっとみつめ、初めて気が付いた。
65年のあいだにめったに書かなかった文字だった。
箒は棒が突き出ていて、掃くは帰ると同じ。
箒と掃くを同じ部首にすればよかったのに。
ちなみに右側にくるのは旁(つくり)、下側は脚。
井伊直弼で知られる掃部頭(かもんのかみ)は掃除する役職だったのかな?

12:39
ひこばえが例年にも増して出てきた。
本体が切られるのを予測し、子孫を残そうとするかのように。

12:37
食べきれず抜いた白菜からトウがのびて花が咲いた。
本体の水分を振り絞って花、実にあげようとしているのか、実が何も考えずに他から水分、養分をかき集めているのか。

12:37
大根など捨てた葉っぱからトウがのびた。
生命力に驚く。

12:41
極めつけは切り干し大根
新しい緑の葉っぱが伸びてきた。
死んでいく根っこからわずかな水分を吸い取っている。

12:36
11月にまいたホウレンソウのうち日陰にあったのは全く成長しなかった。
他の株と比べると20分の1の三乗で1万分の1くらいの大きさしかない。
抜くのもかわいそうなので残して置いたら、一人前に種を残そうとトウがたってきた。
植物というのは種を残すということが個体として第一の存在意義ということがわかる。


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