2017年10月28日土曜日

観光立国に反対する

「おもてなし」に反対。
政府は訪日外国人客を4000万人まで増やしたいというが、いったい何を考えているのか?

いつも行く日暮里駅南口は外国人の方が多い。
ラングウッドやアパホテルがあるからなのか、成田直通だからなのか、とにかく多い。
隣の西日暮里では、旅行者というより住民になっている。このあたり、中華も含めてエスニック系のレストラン(わりと安い小食堂)の従業員は全員外国人で、日本人が一人もいない。客も日本人よりその国の人々のほうが圧倒的に多い。旅行者というより移民した人々のように見える。

話がそれた。
旅行者誘致のことである。
政府、自治体が観光に力を入れるのは、経済効果が目的という。
お役所は金儲けがすべてか?

まあ、10歩譲って金儲け第一主義を認めたとしても、一度は爆買いをした外国人も、旅行に成熟すればお金を使わないのではないだろうか?
日本に慣れれば、誰も知らないマイナーなところに行き、ひっそりと地元の人と同じものを食べて、安宿に泊まる。知らない土地ならこれでも十分楽しい。
あるいは移民のようになっている技能修習生や留学生の友人を訪ねてアパートに長期滞在するのも楽しいだろう。

ほとんどお金を落とさなくなってしまった旅行者を迎えるのは、日本の納税者にとってコストでしかない。
駅、名所など外国語対応の案内所を作り案内板の外国語化したりした結果は、
観光地の劣化、民泊をめぐるトラブル、交通機関の混雑、ごみの処理、、
観光地の一般住民にとっては迷惑以外の何物でもない。

先日軽井沢に行った友人が、自転車で大挙して走るアジア人が多くて、雰囲気が変わってしまったと言っていた。

日本らしいひっそりした観光地も、マナーの悪い外国人が増えれば、日本人にとっても外国人にとっても魅力がなくなっていく。

観光地の売り込みはやめてほしい。公務員というのは、何でもいいから仕事をするのが大事だと考えるのか、とにかく新しい仕事を作りたがる。ご当地の魅力を発信するのは100%良いことだと思っている。ゆるキャラを作り、大河ドラマに乗っかり、世界遺産登録を目指す。

しかし発信しなくていいのである。
あまり知られたら魅力がなくなる。

観光業者、お役所は自分のこと、目先のことしか考えない。
観光開発というのは金儲け主義、環境破壊、景観破壊、モラル悪化と同義語である。

外国人は本当に日本に来たい人だけ来ればいい。
自分で事前勉強し、日本語に苦労しながら、誰もいかないところを観光してほしい。
少数ならば親切にする気になるし、交流も楽しいと思うが、大勢だとうるさいし、迷惑だ。

何でもかんでも数値目標を出すというお役所の神経が理解できない。
観光客など増えても減っても、自然に任せればいいのである。


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