2020年11月4日水曜日

大人だけの芋ほり会

 11月3日、明け方まで降っていた小雨は上がったが、どんより曇り空。

2020-11-03 11:16
今年初めて作ったら文字通り足の踏み場もないほどはびこってしまったサツマイモ。

1.サツマイモはすぐ食べずにしばらく置いた方がでんぷんが分解されて甘くなる。
2.しかし傷があると保存期間中に腐りやすい。
3.だから、掘るのは晴天が3日以上続いた日が良い。
4.今日は雨上がりだから日は良くないが、なるべく手で傷つけないように慎重にとること。
5.狭い庭にはいろんなものが植えてあるので足もとに気を付ける

主催者としてこんなことを参加者一堂に訓示した。

なかなか積極的に畑に入ってこない。

品種はシルクスイーツ
4月末に買ってきた親株から伸びてくる子枝を6月10日から順次7月1日まで13本植えた。
植え付けて130日以上といわれるので、ほぼ収穫してよい。
参加者は妻、息子夫婦、次女夫婦の5人。
調整さんでいろいろ日を探したが、千葉にいる長女はもともと食にも土いじりにも興味がなく「めちゃくちゃ忙しい」と夫婦とも不参加。
本当は孫でもいればいいのだが、少子高齢化がここにも及んでいる。

蔓で圧迫されていたネギも元気になるだろう。

都会育ちの配偶者たちも、我が家の子どもたちも土いじりはあまり経験ない。
コガネムシの幼虫が出てきた。
次女が「あー、バッタがいたー♡」とかわいい声を出したので、大きなイモムシを投げつけてやろうと思ったがやめた。
彼女の夫は静か、丁寧に掘っている。
性格が分かる。

息子の嫁さんは控えめで手もち無沙汰気味(ブタサと入れると変換されない)。
そこで主催者として仕事を与えようと芋の蔓(葉柄)を取ってくれと頼んだ。夫である息子は「天保の大飢饉じゃあるまいし」と、小学生のころ「マンガ日本の歴史」で覚えたという知識で突っ込んでくるが、つい昭和の戦時中でも食べたんだぞ。

箱庭のような小さな畑は12時前に掘り終わり、みな家に入った。
洗面所で手を洗っている声が外まで聞こえてくる。
芋の液は手につくとなかなか落ちないんだよな。
12:13
落花生はほんの少ししかついていない。
不作の昨年より少ない。
どうも彼らは単純に引っ張って実が地中で切れたようである。

一人畑で後始末をしていると、ピザが届いたと声がかかった。

こたつに6人。
これだけ集まるのは正月以来。
次女は4月に結婚したので、彼氏は息子たちと初対面だった。

いろんな話をして16時過ぎ、サツマイモを持たせて解散した。
2020-11-04 翌朝7:30 芋は残った我が家の分。

芋の蔓は誰も持って行かなかった。
スーパーの野菜のほうがきれいでおいしいからね。
でも、まずいものを食べていろいろ経験するのも大事なんだぞ。




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