2021年3月25日木曜日

浦和2 駅の改築とコルソ、柏屋楽器

 3月21日、赤津さんのパーティが浦和パルコの上、コミュニティセンターであった。

2021‐03‐21 東口
1階から7階までシネマ、レストラン含む商業施設、8階から上、図書館やコミセンのある公共部分はコムナーレというらしい。ビル全体はストリームビルというみたいが、みな浦和パルコと呼んでいる。
 浦和駅1984‐86 国土地理院
2007年開業のパルコができる前、東口は駅前広場すら十分ないような裏口だった。

1981年埼玉に住み始め、85年に埼京線を使うまで、浦和駅を毎日通過していた。埼京線ができてからもたまに本屋などに来た。
とくに83年から89年までは東大宮にいたから、浦和駅の4番線ホーム(宇都宮線下り)に立つと、線路の向こうがブロックの壁になっていて、飲食店の換気扇の出口などもあり、その上を貨物列車が通過していた。
1988年、貨物線を高崎線、宇都宮線の通勤電車が1時間に1本程度通るようになる。
2004年、それらが浦和駅にも止まれるよう、駅の大改造が始まった。
電車の運行を止めずに、貨物線のホームを新たに作らねばならない。またホームの分だけ幅も広げなくてはならない。
2007
線路工事は東口の再開発と一体化したもので、一番東の1番線(京浜東北線南行き)の東に新たに高架の線路を作り(上の航空写真)、順次線路を東側に移していった。
2013年3月、9年の工事で新たな5,6番線が完成、湘南新宿ラインが止まるようになった。私はちょうど転職、引っ越したときで、ばたばたしていてこのニュースは記憶にない。
2015

2021
5番線から3,4番線を見おろす。

2021
3番4番も高架になって、かつての貨物線との高低差も小さくなった。

浦和駅は中山道のある台地の東ふちに作られたため東口が低い(別ブログ)。
だから改札は東口からだと1階だが、高い西口から見ると地階になる。
改札から西口への階段が見える

昔は改札から各ホームまで狭い地下道のようなところを通ったが、今や広い東西連絡通路ができ、線路の高架化によってできた広い駅構内にはアトレなどきれいな店がいっぱい並ぶ。

2021‐03-21 
しかし西口広場に立てば、景色はそれほど変わっていない。

伊勢丹とコルソは、別だと思っていたが、全体でコルソというらしい。
専門店の入るコルソがA棟、伊勢丹側がB棟。
埼玉は大きな書店がなくて、大宮のそごうに三省堂(1987年)、ロフトにジュンク堂(1999年オープン、いま高島屋に移転)ができるまでは浦和の須原屋しかなかった。中山道の本店は少し離れていたが、コルソに支店があったのでよく立ち寄った。
ダンスショップのセキネもあったな。
コルソと伊勢丹は各フロアでつながっているため、歩行者が向こう側に行けるよう、間に通り道がある。抜けると柏屋楽器店。

2002年12月、家の近くでジュニアオーケストラを作るという話があり、当時小学4年生だった次女が興味を持った。
私はそれまでバイオリンというものに触ったことがなかった。当時はまっていたヤフーオークションに中国製の新品、5000円のバイオリンが出ていたので買った。
届いて早速弓を動かしても全く音が出ない。松脂を塗ったら大きな音が出てびっくりしたほどのド素人。それでもギターの経験があったので、きらきら星はすぐ弾けた。
バイオリンで何十万以下はおもちゃと言う人がいるが、すぐ飽きる私にはこれで十分。たとえ何百万しても値段に見合う音色の有難さは分からない。
次女に買った子ども用は15800円だった。彼女は楽しんで練習し上達、高校生のときバンドを組んで学園祭でかっこよく弾いていた。

この柏屋楽器にはバイオリンの弦、肩当や譜面台など小物をしばしば買いに来た。
大宮の下倉楽器などより安かった。

浦和に来る時は必ず古書店巡りをした。
大宮の古本屋は漫画と文庫とエロ本がメインで、掘り出し物がない。埼玉では浦和と川越にいい古書店があった。
11:19
中でもコルソの裏の古本屋は一番で、1995年ころからよく来ていたが、なくなっていた。
1997年2月9日、ここで戦前の新聞や修身の教科書など見つけて買っている。
昔の日本史教科書は神話から始まっていた。

コルソA館を西に通り抜けると、歩行者専用道路が埼玉会館まで続いている。
途中、旧中山道にぶつかる。
浦和で一番の通りのはずだが、繁華街という感じはない。
2021‐03‐21 11:36 須原屋本店
かつては埼玉一の書店、わざわざ電車に乗って来たものだが、今ここに立っても入る気がしない。ネットに無料で読める文章が氾濫しているのも原因だろう。本屋が減るわけである。
そのまま、すぐそばの玉蔵院の枝垂桜を見に行った。

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