2021年10月2日土曜日

秋に実がつくパプリカとヨトウムシ駆除

食べたパプリカの種をまき、9本植えて1株だけ実をつけたことを書いた。(別ブログ)

花すら咲かなかった残りの株が、ここへきて実をつけ始めた。
ハンガリーで作られたことからも、ピーマンと比べ冷涼な気候を好むのだろうか?
2021‐09‐26
問題は、ただでさえ花が遅かったのに、実の成長も遅いことだ。
この場所は10月中旬から白菜を定植しなくてはならない。

他に植わっているナス、シシトウは終わりが近づいていて抜けるだろう。
しかしパプリカは収穫しようとすれば抜けない。

できることはただ一つ。
移植。
実のなっているピーマン類を移植するなど普通はありえないことだが、ここは常識にこだわらず何でもする。
と言っても空き地はない.

ネギの場所に植えてあるナスが終わりに近づいて、実もなかなか大きくならない。
そこで犠牲になってもらい、抜いて場所を作る。
ナスを抜くと根がネコブセンチュウで膨れていた。
触ると腐っている。
元気がないのは秋になったことに加え、根がやられていたせいもあろう。

二軒隣の方はネコブセンチュウを退治しようと庭中1シーズン作付けを休んでマリーゴールドを植えられた。しかし草ぼうぼうになったからか耕作意欲をなくされ、2年経った今も再開されていない。
私は最初からセンチュウの根絶は無理だとあきらめ、枯れたら枯れたで仕方がないと、そのまま野菜を作っている。輪作がダメとか、センチュウがいたらダメとか、気にしていたら何も作れない。
2021‐09‐26
ナスを4本抜いたところにパプリカ4本移動する。
パプリカ(右)の葉はシシトウ(左)より大きくて美味しそう。

2021‐09‐27
パプリカを注意深く見たらだいぶ食われている。
シシトウはあまり食われない。

青虫が見えないからコガネムシだと思っていたが、人参が食われ、夜回りしたらヨトウムシがいた。

近くのサツマイモにも芋虫のほかにヨトウムシ。
こういうところから進出してくるのかな?

ヨトウムシにはベニカが効くのだが、夜に消毒するのは面倒だし、近くに2日に一回収穫しているシシトウがあるので消毒したくない。
夜、二、三匹つかまえたが、葉の陰に隠れたものは見つからない。

2021‐09‐27
ふと、ヨトウムシは日中、木の根元にいることを思い出して、朝掘ってみたら居た。

コガネムシ(死体)と比較
つぶすのは嫌だからこうやって容器に入れ、乾燥させようとするのだが、いつの間にか消える。逃げたのだろうか?と蓋を変えたしてもしても、いつも消えてしまう。
鳥が食べてくれればありがたいのだが。

2021‐09‐30
植え替えたパプリカは日中水分不足で萎れる。
しかし夜なんとか回復して生きながらえている。
台風16号の影響で曇り、雨の涼しい日が続いたのも幸いした。

1株に3,4個、青くて小さいパプリカが生っている。
毎晩、二回の夜回り、ヨトウムシ警戒は続いている。

植える場所が適切だったら、植え替えも不要だったし、消毒だってできた。
春、ナス、シシトウ、パプリカの順で並べ、その繰り返しになるよう植えた。
すなわち日当たりの影響を調べるため、日なた、中間、日陰それぞれの場所で3種類育てるように混在させたのだが、秋になって後悔している。

あらゆる作物が「来年こそは」と反省の対象になっている。

2021‐10‐02
台風一過、30度越えの晴れにしなびてしまった。


20210920 パプリカの栽培とシシトウの記憶

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