2017年3月11日土曜日

国立競技場と絵画館の駐車場

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千駄ヶ谷駅前の東京体育館でダンス競技会。
終わって散策。
体育館の東側に出ると、外苑西通りの向こうに国立競技場が工事中だった。
2017‐03‐11
広い。
こうなったら良いものを作るしかないのだが、やはりもったいないと思う。
56年前の競技場をそのまま使えば、なんと素敵な、品のあることだろう。
新興国は初めて招致に成功し国中で大工事をする。それらとは格の違いを見せつけられるチャンスなのに。
1964年主催国という歴史も財産であり、世界に思い出させることで、また財産になる。


殺風景なフェンスに沿って、ぐるっと回り絵画館まで行った。
絵画館前の広場に立ちまっすぐ(絵画館と平行に)西を見ると、国立競技場が撤去された現在、地上にいながら富士山が見えるらしい。


残念ながら冬の早朝ではないから富士は見えなかった。
聖徳絵画館のホームページから写真を借りると下のように見えるらしい。
 この視線と絵画館前面がきれいに平行になることから、絵画館を中心とした神宮外苑は富士を基準とした設計だと話題になった。
(青山通りと直交して参道を作り、それと直交しただけと見えなくもないが…)。

反対を見たら真っ正面にスカイツリーが見えた。

(写真だとよく分からないが、葉のない4本の木の、左から1本目と二本目の間)
これはもちろん偶然である。




絵画館は青山通りから続く銀杏並木の正面にあって、誰もが知っている建物だが、意外と皆、入らないようである。


みると、池越しの正面に大型観光バスはじめ車がいっぱい。

え?こんなに人が来てるの?
滅多に人は来ないはずなのに・・・
と驚いたら、なんとここは普通の駐車場になっていた。運動場に来る人でも誰でも置けると整理係のおじさんが言う。

ここは明治神宮外苑であり、明治天皇を祭る神社の一部であり、聖徳記念絵画館は明治天皇の一生を戦前の我が国最高の画家80人が描いた80枚の絵が納めてある。

その美しく威厳ある建物の階段のすぐそばまで、空き地として駐車場にしてしまったのである。

車の人には便利だろうが、景観はどうなるのだろう?

例えば皇居前広場を便利という理由で駐車場にしていいだろうか。
こんなところは電車で来るべきである。
駐車場を作るから車で来るのである。
当局は何を考えているのだろう。
なんか、貧しい国のようである。


参照:聖徳絵画館の中


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