2017年3月17日金曜日

穴を掘ったら、ヒキガエルとカラスウリ。

千駄木菜園 総目次


庭の東南の隅、すなわち桜と柿の木の向こう、塀ぎわで普段近づかないところ。
草や落ち葉を捨てる場所で藪になっていたが、場所を空けているのももったいないので、3/17朝、ここにイチジクを植えることにした。

自然に生えた雑草ならぬ雑木を根から抜くため、スコップで掘り返す。


するとカラスウリの根塊、つまり芋がでてきた。
カラスウリはツルが伸びた先で地面に触れるとそこから根が出て芋を作り増えていく。
家を買った当時は敷地内あらゆるところに生え、壁から二階のベランダまでツルに覆われていた。(2011年7月。以下の写真2枚)




引っ越してから、毎年根気よく駆除して、だいぶ減った。

しかし、ここ、東南の隅は毎年ツルが伸び、サクラや柿の枝に絡みつく。ツルを引っ張って抜いても抜いても生えてくると思っていたが、地下にこんなにでかいものがいくつも埋まっていたとは。
これくらいだと何年ものだろう。
食べられるのかな?ネットで調べたら苦そうだ。

さらに勢いよくスコップで掘っていたらヒキガエルが出てきた。
文字通り一歩間違えたらスコップが蛙を真っ二つにして血だらけになるところだった。

ちなみに、ヒキガエル(ガマガエル、ガマ、イボガエル、蟇蛙、蟇)は陸生の日本古来種で、ウシガエル(食用ガエル)は外来種である。



5年前、お化け屋敷のようだったこの家の、藪のような庭にはいると、ヒキガエルが3匹いた。種として長年安定して存続するには数十匹はいるはず。実際、昨年夏、キャベツのネットに発生したコガネムシの駆除に夜間、懐中電灯で庭を照らしたら、何匹もいた。悪臭がして探したら死骸に出くわしたこともある。

お隣も家が古く庭が広いし、何より表通りから入る私道が土である。雨の日にこの道で出会ったこともあった。文京区という都心ながら、このあたり一帯で相当数生息しているに違いない。

まだ冬眠から覚めていないはずだが、目を開けてゆっくり歩いて行った。


イチジクを植えては見たものの、日当たり悪いから育つかどうか。


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