昨年暮れ、中野の農産物直売所でひたし豆を買った。
大豆より少し楕円体。緑味がかっている。
ネットで検索すると、ひたし豆は、
1.大豆類を出汁で煮て冷やして食べる料理法と、
2.大豆の変種で「青大豆」というものをさす場合(東北地方)
の、2つの意味があるらしい。
買ったひたし豆は明らかに品種として扱われている。
「 信州 ひたし豆」 と検索すれば、やはり1.「鞍かけ豆」、「青大豆」、「うす青一人娘」をつかった料理法
2.鞍かけ豆の別名。ネット販売している。
1,600円/5袋/1箱(320円/200g×5)、別の業者は1400円・600g
の2つの意味に使われている。
この豆は明らかに鞍かけ豆ではない。
桜沢さんが勝手に思い込んで誰も訂正しないのか、それとも商品名に調理法を書いてしまったのか分からない。
2019-04-28
発芽率は良かった。22粒で18個発芽。(右半分)
しかし、なかなか莢が太らず、秋になってしまった。
大豆は枝豆なら7月ころ食べられるが、大豆としては11月下旬。
葉が枯れるまで待てば青豆は乾燥し球形に締まり、保存のきく大豆となる。
黒豆も枝豆としては10月、黒豆としては葉の枯れる11月という。
「ひたし豆」も黒豆と同じならそろそろ収穫してよい。
2019-10-05
虫に食われ葉っぱはボロボロ。
青虫、毛虫類は見えない。コガネムシか。
2019-10-06
マルカメムシがびっしりついて汁を吸っている。
マラソンは効かない。
莢は十分熟していないが、抜くことにした。
防虫ネットを張るところに生えているため、邪魔になってまだ半分の長さしか張れていないからだ。
2019-10-06 二階から
落花生の向こうは人参とほうれん草
実が膨らんでいるほう、全体の半分を抜いた。
莢の数はいっぱいだが、枯れているもの、実がなくてぺしゃんこのもの多し。
目的は収穫より用地の確保。
土地が狭いと場所のやりくりに苦労する。
中央の容器は、出てきたコガネムシの幼虫。
2019-10-06
暗くなってしまったので夜なべ仕事のように室内で莢を選別。
さっそく茹でて食す。
気のせいか、大豆枝豆より甘い気がする。
しかし、2粒、3粒入るべき莢に1粒しか入っていなかったり、入っているのも小さいのが多い。コガネムシ成虫とマルカメムシのせいか。
11月、12月まで待てば乾いた木、莢から豆がはじけて、硬くて保存のきく豆がとれるだろう。
しかし、いまは枝豆だから長くはもたない。
大量の莢をどうしよう?
この品質では他人にあげられないし・・・。
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