2021年11月15日月曜日

芋のつるの利用法:ミカンの枝を吊る。大根初収穫。


2021‐11‐08 温州ミカン
2016年11月27日、上尾セキチュウで買った苗を植えた。
一昨年の2019年から花を付けるようになったが、実が小さいうちにぽろぽろ落ちてしまう。
4年後の昨年、ようやく実が6つ残り、それがちょっと酸っぱいミカンになった。
そして期待した今年、植えて5年後の木は大量に実をつけた。

2021‐11‐08
摘花、摘果はしたが、小さな木にこれだけ生ると枝がたわみ、折れそう。
そこで紐で枝を引っ張ることにした。しかし荷造り用のよくある白い紐だと紫外線で劣化する。細かい針状のプラスチックを環境に放出することになる。そこで古いベルトなどを探してきて吊った。しかしベルトなどはそんなにない。

ふと目を付けたのがサツマイモのつる。
ゴミとしても持て余していた。

2021‐11‐12
10月31日の芋ほり会で出た葉っぱと蔓は庭の隅に放置されているが、乾燥すると蔓は硬くなって結べない。無理に結ぶと折れる。
幸い、日陰のほうに二軍の芋が取り残されていた。そこから新しい蔓をとってきたが、新しすぎるとこれまた折れやすい(特に先端に近いほう)。
そこで2,3日陰干ししてしんなりさせた。引っ張りに対しては非常に強い。

2021‐11‐12
プラスチックのない時代は、こういう蔓でいろんなものを縛ったりしたのだろう。
つり橋まで作っちゃうんだから。
(蔓って、吊るから来ているんじゃないだろうが…)

今は金さえ出せば良いものが安く買える便利な世の中。しかし昔の人は自給自足だった。
毎日の生活でいろんなものを自作して工夫した。

2021‐11‐12
蔓の上端は二階の手すりフェンスに縛り付ける。
角で切れないようにティッシュの箱をまいた。
以前ははなみずきの枝がベランダにかかっていたが、はるか下に見下ろす。
木を小さくしてすっきりした。
前の空き地で子どもたちが遊んでいた。

2021‐11‐12
真下をのぞけばハナミズキ、棕櫚、芝生だった庭がすっかり家庭菜園になっている。
大根はまあまあだが、白菜の成長が遅れている。
2021‐11‐12
その大根を今季初めて取ってみた。葉っぱを切って測ると970グラム。
昨シーズンは最初の14本まですべて1キログラム以上、最大は1.8キロという記録を作った。もう数日待って1キロ以上にするべきであった。
とはいえ、大きさは市販品にそん色ない。しかし煮るとちょっと苦かった。

ミカンのほうも1つ味見してみた。
酸っぱかった。

ちなみに温州ミカンの温州は中国の地名だが、日本で作られた品種ということは以前書いた。

別ブログ
20200507 ミカンと文化勲章、橘とミカン属(品種の分類)


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