2017年5月21日日曜日

千葉県ダンス選手権と福太郎アリーナ

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5月なのに31度という、今年一番暑い日に千葉の新鎌ヶ谷まで行った。

ラテンB級:38組中23位。サンバが良くなったと思っていたのにがっかり。
若い人はおらず、私と似たような人ばかりだったのに、そしてそれほど失敗はなかっのに、この成績というのは心配である。

スタンダードA級(千葉県選手権): 69組中 1回戦敗退。先週、ずっと足を骨盤の幅に開いて出すという練習をして、感触がつかめていたのに、結果が出ず。

藤井吉川組はじめ若者の踊りは素晴らしかった。私が、もともと1回戦すら勝てないのに出るのは、級を維持するためである。シニアIIA級を維持すれば、あとは選手権などA級戦を年5回出れば降格しなくて済む。それにしてもあまりにもレベルが違うのは恥ずかしい。

ところで会場の鎌ヶ谷市の体育館は福太郎アリーナという。
ドラッグストアチェーンの福太郎は札幌に本部があるツルハホールディングスが経営している。マツモトキヨシ、サンドラッグにつぐ業界3位。学生が就職して以来、ここの社内報が毎月送られてくるので、親しみがある。

命名権は2015年11月から3年間。
・市民体育館=福太郎アリーナ
・市営陸上競技場=福太郎スタジアム
・市営野球場=福太郎野球場
・市営庭球場=福太郎テニスコート
ツルハが鎌ヶ谷市に払うのは年間204万円らしい。
(鎌ヶ谷は人口11万人、市の予算規模は28年度一般会計337億である。)

今流行の公共施設の命名権を買ったのであろう、と思っていたが、体育館入口にしっかりと福太郎の看板が据えつけられていて、よそから来た者には、あたかも福太郎がお金を出して建設したかのように見える。

フェンスや屋内に宣伝ポスターなどを貼ったら景観を悪化させ、商業主義のうるささが目立つだけだが、こちらは、はるかに企業イメージがいい。市民だけでなく、来る者全員が体育館やグランドを利用するたびに、福太郎が施設の維持に貢献している(実際そうだが)ように思うからだ。

この日は大塚製薬が水分補給のOS-1(スポーツドリンクと同じ)を選手たちに無料配布していた。100円x700本でも7万円である(参加選手288組)。開会式で協賛企業として大塚の人が時間をもらい、「足がつる人は水分が足りない」「脱水になる前にとらなくてはいけない」など、しっかりアピールして、これも企業戦略としては良いと思った。


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