柿が大量に生った。
ずっと桜の陰になっていて、ほとんど実が生らなかった。
実が少しついても落ちてしまう。
この10年、何度も切ろうと思っていた。
それが今年は大量に実がついた。
昨年桜を切ったからだろうか?
昨年は4月に桜を切ったが、そのとき柿は若葉を出し始めていた。
もし実をつける準備が前年、あるいは冬に始まっているのならば、間に合わなかったか。
今年は桜がなくなって2年目だから、柿のほうも準備万端。
今までの借りを返すように実をつけた。
それでも、例年のように途中で落ちるかもしれないと思って摘果しなかったら、鈴なりになった。
2023₋10₋18
(写真は東側から)
温州ミカンが大したことないと思っても70個くらい生るから、それの3倍くらいあるように見えるので、200個くらいあるかもしれない。
食べきれない。
摘果すれば光合成の糖分が集中し、大きく甘い実になったかもしれない。
しかし、この10年の間、生っても落ちるから最後まで摘果できなかった。
(西側からの姿)
このカキは大きさ、甘さもまあまあ。しかし色がつかない。
赤く色づくまで置こうとすると熟しすぎて落ちてしまう。
黄緑色のうちに取らなくてはならない。
渋くはないが硬い。
これが200個とは恐ろしい。
10月18日に味見。そのご毎晩、義務のように消費。
そのあいだ、妻が職場の3人に3個ずつ、私がダンスの先生とパートナーに4個ずつ。21日は芋ほりに来た息子に無理やり4つ持たせ、今日はたまたま家の前を散歩していた見ず知らずの老夫婦に4つあげた。
ここまでで39個。
しかし柿の木の姿は変わらず、個数の変化は誤差範囲。
私は毎晩食べている。
しかし最近歯が悪いため、このまま硬いカキを食べ続けるのは危険である。
そこで電子レンジでチンしてみた。
目的は柔らかくすることだったが、噛んで細かくなるから舌との接触が増え、予想外に甘さが増した。
栗やカボチャより甘い。
ふと、妻がよく煮るカボチャの代用にならないかと考えた。
作り方を聞けば、醤油のほかにみりんと砂糖も少々入れるという。
(砂糖を入れるなんて初耳。反則ではないか!)
2023₋10₋22
5個とってきて(43個目)そのうち3個を使う。
皮は半分程度むいて(全部むけばよいが面倒)適当に切り、種を除く。
水を少し張り(全体の5分の1がひたる程度)、醤油を適当にかけて火にかける。
沸騰させながら菜箸で攪拌。
当然のことながら、みりん、砂糖は入れず、柿の甘さだけで勝負する。
食べるとまあまあ。
みりんなどを入れて煮たカボチャより甘い。
妻は「カキの味がしない、これは柿じゃない」というが、冷やせばおやつになるだろう。
チーズをのせてオーブンで焼けば洋風デザートに。
あるいはさつま汁の大根・さつまいもの代わりに柿・ジャガイモを入れれば、全体としての食感と甘さは似たものになるかもしれない。
最終的には門の前に「ご自由にお持ちください」として並べるしかないかな。
無人販売として4個100円でもいいな。
別ブログ
20171126 柿の剪定と7年の回顧
20181025 柿の種はどこ? 断面を見る
20221024 柿の収穫。東京は柑橘類が一番良い。
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