2022年5月3日火曜日

桜伐採の後始末、根の除去はライフワーク?

 

2022-04-21
4月19日から21日にかけて桜の巨木を伐採した。
無事、木がなくなったが、これで終わったわけでない。
根が生きているとまだ土台を押すかもしれないから気持ち悪い。
死んだとしてもシロアリの心配がある。

そこで根、株をできるだけ掘り出す。
まず、東側の通路。家と塀の狭い間を根が走っている。

2022-04-23
死んだ根が多い。
しかし枝が死ぬことはあまりない。
これは、根と葉っぱ(枝)が対応しているからではなかろうか?
すなわち2012年以来、強剪定を重ね、大枝を落としてきた。
根は栄養をもらう枝が決まっていて、それが切られると根も枯れてしまうのではなかろうか。

生きている根からはひこばえが出ている。

ひこばえを残せないだろうか?
親株は切られたが、その子が生きていれば、我々の気持ちも少しは安らぐ。
ひこばえの両側に伸びる根を切断して短くし、育てることにした。

2022-04-23
この狭い東側の通路(しかも土台側だけ)に走っていた根っこ

東側の通路で根の除去が終了、歩き道が完成した。
桜がなくなってアジサイ、夏ミカンに日が当たるようになった。
悪いことばかりではない。

しかし日が当たると家が暑くなる。
特に南側が問題なので日よけにキウリとミニトマトを植えることにした。
日よけ野菜と家の間を歩行通路にするため、その部分の根を掘った。
うんと深いところはシロアリも行けないだろうと、適当な深さの根だけ除いたが、それでも狭いところに根が何本も並行して走っていた。
4月30日、作業終了。夕方、苗を植えた。

2022-05-02
土台と苗の間の狭いところにこれだけ根っこがあった。

家の土台の周囲と並行して、根株の除去も開始した。
最初植木屋さんに頼んだが、朽ち果てるまで待ったほうがいいと断られたほどの難工事。
人力では無理なので、チェーンソーを買った。
ネット(ヨドバシカメラ)で10,920 円。
4月25日朝注文したらその日についた。そんなに早くなくてもいいのに。

2022‐04‐28 9:25
初めてスイッチ入れるときは緊張した。
素晴らしい切れ味だが、音が大きい。
しかし死んだ根を切って線維が刃にくっついたのか、すぐに切れなくなってしまった。

2022‐04‐28 11:15
結局この日はこの塊を切って終わり。

チェーンソーオイルがなくなっていた。
油が切れたから余計に線維がくっついたのだろうか?
オイルをヨドバシカメラに追加注文。

2022-05-02 11:43
木の塊を切り出すのは大変なので、株の周りをきれいにすることにした。すなわち四方八方に放射する根っこを切っていく。こうすれば株があっても周囲に野菜などを植えることができる。しかし根の間には土、石が食い込んでいて穴掘りが必要なため大変な作業。

2022-05-02  14:53
前の写真との違いが分かるだろうか?
この日はこの根を切っただけで終わった。

「青の洞門」が思い浮かぶ。
地道に少しずつやっていけばいつかは除去できるだろう。
毎日が日曜日、確かに、やろうと思えばできる。
実際毎日やっている。(意外と面白い)
しかし、定年後の貴重な時間を、こんなことに使っていて、いいのだろうか。


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