2023年11月6日月曜日

サツマイモの不作原因は?

 

2023₋10₋01
サツマイモは例年通りよく繁った。
立体栽培で蔓を上に伸ばしているから圧迫感を感じる。

品種はほとんど紅はるか。
芋から発芽させたもの、バイト先で不良苗として捨てられたもの、さらにはこれらを植えてから伸びた蔓を植えたもの、など素性はいろいろ。

芋ほりは例年通り子どもたちを呼ぼうと調整さんで聞いたが、皆がそろうことはなかった。
土が嫌いな長女は来ず、息子夫婦が10月21日に、次女夫婦が11月5日に来ることになった。

2023₋10₋21 8:21
一回目の芋ほりの日、早起きして芋畑の5分の2ほど、つるを切った。

11時過ぎ息子たちが来て芋ほり開始。
不作。柿の木で日当たりが悪かったからだろうか?
わずかに取れた芋も発芽しているものあり
割れている。
成長が急な時期があったか?
ほんとうに不作。
芋のない根っこだけの株すらある。
測ると
左:紅あずま 6株で0.71キロ
右:紅はるか、17株で2.46キロ

ここでノートを見たら紅あずまは6/24~7/2、紅はるかは6/9~7/2に植えていたことに気が付く。(つるが育ったものから植えていくから日数に幅がある)。
すなわち一般にサツマイモは植えてから130日後に収穫と言われているのに、前者は110~119日、後者は110~132日しか経っていなかった。
日数不足だろうか?

全く芋のない株はなんだろう? 
ツル、葉は同じように繁っていたようだが、光合成した糖分はどこに消えたのだろう?
蔓ボケと同じ現象か?

・・・・
11月5日、次女夫婦が来る。
息子もまた昼食のピザを食べにだけ来るという。
2023₋11₋05 7:19
また早起きした。
手前のネットは10/21の一回目芋ほりの跡地。
すでに大根(三太郎)、カブをまいて本葉が出始めている。

サツマイモの残り5分の3は、まだ130日経っていないものも多い。しかし、葉は虫に食われ、10月25日の雹でも傷み、また早く畑を空けたいこともあって、本日全部掘り出す。

蔓を切っていると虫がいっぱい出てくる。
8:07
丸まっているのはイモムシとともに猛威を振るったヨトウムシ。
伸びているのは今年初めて現れたナカジロシタバである。
2023₋10₋10 ナカジロシタバ
Aedia leucomelas
チョウ(鱗翅)目ヤガ科
サツマイモを好む。夜活動し、触るとすぐ落下するから駆除しにくい。
アワヨトウも似た写真があるが、そちらはトウモロコシ、イネなどイネ科植物の害虫である。

11時過ぎに次女夫婦が来て4人で芋ほり開始。
驚くほど不作。
全く芋がない株もある。
そうそうに終了、彼らは動坂下のドミノに予約していたピザを取りに行った。
11:51
6月から7月にかけて不良苗を増やした23株。
1.60キログラム
芋から発芽中にネズミにやられ、品種が分からなくなった苗
10株、0.51キロ

11:52
冬に駒込アザレア通りで買った紅はるかから発芽させた苗
12株、1.19キロ

合計 3.36キロ
10/21の3.17キロと合わせて 6.53キログラム

昨年は同じ場所、同じ面積で22.3キロとったから、不作というより凶作である。

なぜだろう?
今年の猛暑、雨不足は異常だった。ネギやトマト、米は不作だが、サツマイモの不作はあまりニュースになっていない。
ネットでは不作という家庭菜園もあるが、農家レベルでは不作というのがあっても、細いのが1割ほど増えたという話。
ただ、バイト先の葛飾の農園では全く芋のない株が数株あった。こういうものは昨年なかった。長野の弟も不作という。

我が家は天候だろうか?
110日程度で収穫したものが多かったからだろうか?
各畝は端から順番に苗を植えていったから、場所によって日数が分かっていた。経過日数と出来具合の相関を調べるべきだった。

来年は、ふつうに苗を買って、早めに一斉に植え付けようかな。

子どもたちにあげるほど芋は取れず、困るほど生っている柿を無理やり持たせた。

2023₋11₋05 11:59
柿。この日までに129個とった。
右下に、掘り出した芋が見えるが、まるで根っこのようである。


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