2013年から千駄木で野菜を作り始めて13年目。
初期のころはナス、キウリや大根、野沢菜、白菜などだった。玉ねぎとジャガイモは長野からもらうので自分で作ることはなかった。
ジャガイモに関しては、台所で出た生ごみ(要するに皮)を捨てていると発芽し、小さな芋ができていたが、邪魔な雑草のように抜いていた。
しかし、だんだん樹木を伐採し耕作地が増えたこともあり、ようやく
2022年、台所で出た皮や芽を、初めて「畝を作って」うえてみた。
2023年、ゴミの皮や芽ではなく初めて「ジャガイモ」を植えた。(長野で発芽したから捨てるといった芋)
2024年、人並みに芋(発芽ジャガと種芋)を植えた。
また秋10月には、完全二期作を目指し6月に収穫した芋を植え、1月にほんの少し収穫した。
そして今年。
2025年春、3月に芋を埋めた。
このとき種芋が余ったので紙に包んでビニール袋に入れ冷蔵庫に5か月保管した。
それを出すと不気味な形態をしていた。
2025₋09₋11
しわくちゃだが枯死してはいない
キノコのようなものが芋から出ている。
キノコのように見えたのは発芽した茎の先にできた小さな芋だった。
これら保管していた4つの種芋は前年の6月に収穫したものであろう。
いっぽう3月に植えた芋はモザイク病にかかりながらも6月に収穫した。
2025年6月に千駄木で収穫した春ジャガ。
外の日影に置いていたら猛暑の夏を乗り切った。
つまり、2024年夏と2025年夏に収穫した2種類のジャガイモがある。
それぞれ保管3か月(新ジャガ)と1年3か月(古種芋)の芋である。
これを秋植え栽培の種として使う。
2025₋09₋15
植える場所はスイカメロンを片付けた1番畝
2025-09-30
古種芋が発芽した。
しかし新ジャガを埋めた穴に変化はない。
心配になったので新ジャガのほうを掘ってみた。
ほんの小さな1ミリほどの芽が出始めていた。
ようやく猛暑の日々が過ぎたと思ったら、この日で9月ももう終わり。
あと3か月で今年も終わる。
あと何年野菜を作れるのだろう。
などと感傷に浸っている暇はなく、秋冬野菜のために夏野菜を片付け場所を作らなくてはならない。
まずカボチャと人参。
2025-09-30
たった一つ生ったカボチャ。
ちょっと見なかったら大量のウリハムシが葉っぱから移動して食い散らかしていた。
追い払ったが、一匹だけ残っている(写真中央)。
ニンジンは3月14日に種を蒔いてビニール保温したもの。
食べきれずに放っておいたら中に芯がでてきた。
白菜用の畝にするためすべて抜いた。
ネコブセンチュウにやられたのか、ひげ根にこぶができている。
7月には食べ終わりたかったが、夏はカレーや煮物をしないため残っていた。
2025-09-30
7番畝北(左)に大根、カブ
南(右)に白菜など(市販苗。実生苗は作成中)
岩手盛岡の駒野宏人氏が土地を借りて野菜を作り始めたらしい。送ってくれた写真は無農薬というのに白菜も大根も防虫ネットをしていなかった。この写真を送ったが、もう手遅れだろう。彼が何年続けるか分からないが、最初の年は失敗すれば良い。
過去のブログ
20250620 ジャガイモ、玉ねぎの植え付けから収穫まで
20250127 完全二期作の秋植えジャガイモは失敗
20240612 ジャガイモの収穫、青い実とナス科