2018年11月5日月曜日

東洋大学の都心回帰

近くなので白山キャンパスへ行ってみた。
最近大学のホームページを見ることがあり、東洋大学のが良くできていたこともある。

白山通りを南から近づく。
正門向かいの浜寿司は以前、息子のおごりで入ったが、大学の方は初めて。
2018-10-31
通りに面した8号館
狭い校地でも、校舎とスペースのデザインでうまい具合に広さ、雄大さを出している。

ところで、千駄木の家は2011年に買って2012年に白山下の業者にリフォームを頼んだ。
JR巣鴨駅まで歩いたとき、これはなかったと思うのだが、調べたら2012年完成という。

 この川の流れる階段は2011-2012のときにもあった。
正面5号館に井上円了記念室あり。
明治に移転する予定だった中野区の哲学堂公園の昔の写真があった。

明20(1887)年、井上円了、湯島の麟祥院で「哲学館」設立
明22(1889)年、校舎を新築(駒込蓬莱町)
明30(1897)年、前年の火災のため新築(小石川区原町、現白山)
明36(1903)年、専門学校令により「私立哲学館大学」
明39(1906)年、「私立東洋大学」と改称
昭3(1928)年、 大学令による東洋大学として認可

特筆すべきは、新学部設置と同時に都心回帰を初めて行った大学ということだ。
いかんせん狭い敷地の問題は、
キャンパスの再開発により校舎を近代化する一方、

2006年、小石川植物園近くの最高裁判所書記官研修所(現・裁判所職員総合研修所、埼玉・和光市)跡地を取得。(白山第2キャンパス)
2010年、赤羽台中学の跡地を購入。
2011年、京北学園との合併によって、隣接する京北学園を白山第2へ移転させ、跡地に新校舎8号館をたてる。

徹底的に校舎の近代化をすすめ、1977年に朝霞へ出した文系5学部(1,2年次)を2005年に、また東武日光線、板倉の国際地域学部を2009年白山に移転させている。

現在

白山    (  34,278㎡)文学部、経済学部、経営学部、法学部、社会学部、国際学部、国際観光学部、イブニングコース(第2部)
赤羽台  (  20,046㎡)情報連携学部
川越     (286,981㎡)理工学部、総合情報学部
朝霞     (  69,774㎡)ライフデザイン学部(2021年、赤羽に移転予定)
板倉   (331,963㎡)渡良瀬遊水池のそば、97年開校。生命科学部、食環境科学部
板橋本町( 20,705㎡)総合スポーツセンター

こうしてみると、白山の敷地は川越や板倉の10分の1しかない。

2017年度の志願者数は101,180人。
国内の大学全体で第6位、堂々たる総合大学である。

箱根駅伝
練習は他のキャンパスでするのだろうが、記念碑は白山の一番目立つところにある。

学生は校舎の中、各階に入っているから、外(校舎の間のスペース)にはほとんどいない。これが外のベンチなどで談笑している立教などとの大きな違い。

これだけの人口密度でも狭苦しさはほとんどない。

8号館に入ってみる。
上の方に学長室があるらしい。
右手窓際1階にECZと言って、日本語を一切使えない交流スペースがあった。
左手1階にレストラン

8号館1階レストラン
フルサービスだが、値段は学外でのランチとあまり変わらない。
鰻は安い。

8号館地下1階
別名「伝説の三丁目食堂」というらしいが、ごく普通の学食であった。

アイスコーヒー80円、マンゴープリン150円。
11時過ぎだからまだ空いている。
食堂の人たちが早昼を食べている脇でいただいた。

別の6号館地下1階の学食はマントラ、赤トン、など専門店も入っているようだが、今回は行かなかった。

最も高い16階建て、2号館にも行きそびれた。
以前は16階に食堂があったらしいが、閉鎖されたという。

今度行ったら、16階から我が家を探し、6号館で食事しよう。


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