7月12日、いつも使う駅の改札上に大きな電光掲示板が設置された。
しかしこの場所にあった時計が見えなくなってしまった。
そもそも、ニューシャトルは正確に10分ごとに出ているため、ほとんどの利用者は発車時刻を知っている。そこで見計らって歩いてきて、遠くから改札口の上の時計を見て、あと3分なら安堵してゆっくり歩き、あと1分なら早足で、という具合に利用してきた。
駅に時計がないなんて、不便この上ない。
改札真下に来れば時計は見えるが、駅の時計なんて遠くから見えなければ意味がない。
ちょうど駅のおばさんがいたから、時計が見えないと不便だと話しかけたら、時計はそのうち外すという。
えっ、なんてことを・・・
「電光掲示板なんていらないから今まで通り時計が見えるようにしてほしい」
「いいえ、JRみたいにこういう案内がないと不便ですから」
「そんなことはないですよ、時計がないほうがもっと不便ですよ。そもそも発車時刻なんてほとんどの人は知っています。」
「そんなことはありません。次の電車は何時だってよく聞かれるんですよ」
だって、改札のすぐわきにでかでかと発車時刻表が書いてあるのだ(上の写真の右側)。
押し問答になった。
電光掲示板をかけて時計をはずそうとしているのは彼女ではなく、ニューシャトルである。組織として決定したことだから、多数のものがそう思っている。彼ら以外に彼女もそう思っている。
すると私がおかしいのだろうか????
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